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α-テルピネオール

90%, technical grade

• 別名: α-テルピネオール, (S)-2-(4-メチル-3-シクロヘキセニル)-2-プロパノール, (S)-p-メンタ-1-エン-8-オール
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₈O
• CAS番号: 98-55-5
• 分子量: 154.25
• Beilstein: 2325137
• EC Number: 233-986-8
• MDL番号: MFCD00001557
• UNSPSCコード: 12352212
• PubChem Substance ID: 24867093
• NACRES: NA.22

特性

• グレード: technical grade
• 品質水準: 100
• アッセイ: 90%
• 屈折率: n20/D 1.482 (lit.)
• bp: 217-218 °C (lit.)
• mp: 31-35 °C (lit.)
• 密度: 0.93 g/mL at 25 °C (lit.)
• 官能基: hydroxyl
• SMILES記法: CC1=CC[C@H](CC1)C(C)(C)O
• InChI: 1S/C10H18O/c1-8-4-6-9(7-5-8)10(2,3)11/h4,9,11H,5-7H2,1-3H3
• InChI Key: WUOACPNHFRMFPN-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

α-テルピネオールはモノテルペンアルコールです。Melaleuca alternifolia（ティーツリー）エッセンシャルオイルの抗真菌活性を担う成分の1つです。α-テルピネオールのOHラジカル及びオゾンとの反応速度定数は、それぞれ（1.9±0.5）×10^-10cm³ mol^-1s^-1及び（3.0±0.2）×10^-16cm³ mol^-1s^-1です。

アプリケーション

• 天然モノテルペンであるa-テルピネオール：生物学的特性のレビュー：このレビューでは、a-テルピネオールの抗微生物作用、抗炎症作用、抗がん作用などの幅広い生物学的活性について検討し、その治療上の可能性の包括的な概要を示しています（C Khaleel, N Tabanca, G Buchbauer, 2018）。
• a-テルピネオールの製造、特性、用途：a-テルピネオールの食品およびバイオプロセス技術における重要性に焦点を当て、その製造方法、物理的・化学的特性、さまざまな工業用途について説明しています（A Sales et al., 2020）。
• Geotrichum citri-aurantiiに対するシトラール、オクタナール、a-テルピネオールの抗真菌活性：この論文では、柑橘類に影響を及ぼす病原真菌の増殖阻害におけるα-テルピネオールの有効性を他の化合物とともに検討し、天然の殺真菌剤としての可能性を示しています（H Zhou et al., 2014）。

その他情報

γ-異性体を含みます。

異性体の混合により旋光度が異なります。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319
• 注意書き: P264 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P332 + P313 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 195.8 °F - closed cup
• 引火点(℃): 91 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves