N5893

(±)-ナリンゲニン

≥95%

• 別名: (±)-2,3-ジヒドロ-5,7-ジヒドロキシ-2-(4-ヒドロキシフェニル)-4H-1-ベンゾピラン-4-オン, 4′,5,7-トリヒドロキシフラバノン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₅H₁₂O₅
• CAS番号: 67604-48-2
• 分子量: 272.25
• EC Number: 266-769-1
• MDL番号: MFCD00006844
• UNSPSCコード: 12352100
• PubChem Substance ID: 57654457
• NACRES: NA.22

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥95%
• 形状: powder
• mp: 247-250 °C (lit.)
• SMILES記法: OC1=CC=C(C=C1)C(C2)OC3=CC(O)=CC(O)=C3C2=O
• InChI: 1S/C15H12O5/c16-9-3-1-8(2-4-9)13-7-12(19)15-11(18)5-10(17)6-14(15)20-13/h1-6,13,16-18H,7H2
• InChI Key: FTVWIRXFELQLPI-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... CYP1A2(1544)

詳細

アプリケーション

ポリフェノール材料である（±）-ナリンゲニンは、ニッケル（II）ナリンゲニン-オキシム錯体の調製に使用されています。これは、溝呂木−ヘッククロスカップリング反応の触媒として使用することができます。本化合物は、ヒト血清アルブミン中の次亜塩素酸塩の酸化によるクロラミン生成を防ぐ次亜塩素酸塩スカベンジャーとして使用されています。本化合物は、ヒト膵臓がんSNU-213細胞でアポトーシスを誘発します。また、本化合物は、乳がん、子宮頸がん、胃がん、結腸がん、肝臓がんなどさまざまなヒトがん細胞に対し細胞毒性効果を示しています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302
• 注意書き: P264 - P270 - P301 + P312 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves