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Merck
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主要文書

安全性情報

MABE1798

Sigma-Aldrich

Anti-ATRX Antibody

mouse monoclonal, 39F

別名:

ATP-dependent helicase ATRX, X-linked helicase II, X-linked nuclear protein, XNP, Znf-HX, EC:3.6.4.12

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

製品名

Anti-ATRX Antibody, clone 39f, clone 39F, from mouse

由来生物

mouse

品質水準

抗体製品の状態

purified immunoglobulin

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

39F, monoclonal

交差性

human, mouse

テクニック

immunocytochemistry: suitable
western blot: suitable

アイソタイプ

IgG1κ

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... ATRX(546)

詳細

転写調節因子ATRX(UniProt:P46100、EC:3.6.4.12、別名:ATP依存性ヘリカーゼATRX、X連鎖ヘリカーゼII、X連鎖核タンパク質、XNP、Znf-HX)は、ヒトのATRX(別名:RAD54L、XH2)遺伝子(Gene ID:546)によってコードされています。ATRXは広範に分布し、転写調節とクロマチンリモデリングに関与しています。ATRXはPHDジンクフィンガーモチーフとSWI/SNF型のATPase/ヘリカーゼドメインを有します。ATRXは、複数の細胞環境でDNA複製を促進し、一部のゲノム遺伝子座の効率的複製に必要です。ATRXはテロメアとユークロマチンの両方のDNA縦列反復配列に結合し、in vitroで4重構造に結合することが示されています。ATRXは、中間期と分裂期に動原体周囲ヘテロクロマチンと結合しますが、これはおそらくCBX5/HP1αとの相互作用によるものと考えられています。ATRXはDAXXと相互作用してクロマチンリモデリング複合体ATRX:DAXXを形成します。ATRX:DAXXはATP依存性のDNAトランスロカーゼ活性を有し、S期以外のセントロメア周辺DNA反復およびテロメアへの複製非依存的なヒストンH3.3沈着を触媒します。ATRXは、ALT(テロメラーゼ非依存性テロメア伸長)細胞株における組換えを介したテロメアの維持に関与すると考えられています。ATRXは有糸分裂期にセリン残基がリン酸化され、前中期に最も顕著に認められます。ATRXのリン酸化は核マトリックスからのタンパク質の放出に必要であり、有糸分裂への進行を促進する可能性があります。ATRXの脱リン酸化は細胞がM期から脱出する時期と一致すると考えられています。ATRX遺伝子の変異は、重度の精神運動・精神遅滞、顔面異形症、泌尿生殖器の異常を引き起こすことが知られています。(参照:Berube, NG et al. (2000).Hum.Mol. Gen.9(4):539-547)

特異性

クローン39fはヒトARTXを特異的に認識します。このクローンは、ヒトATRXのN末端半分のアミノ酸85~319のエピトープに結合します。

免疫原

ヒトARTXのN末端側半分に由来する235のアミノ酸に相当するリコンビナントフラグメント

アプリケーション

免疫細胞染色:HeLa細胞でATRXを検出しました(McDowell, T.L., et. al. (1999).Proc Natl Acad Sci USA.96(24):13983-8)。

ウェスタンブロッティング:EBV形質転換リンパ球においてATRXを検出しました(McDowell, T.L., et. al. (1999).Proc Natl Acad Sci USA.96(24):13983-8)。

ウェスタンブロッティング:除去処理した線維芽細胞でATRXを検出しました(Lukashchuk, V., et. al. (2008).J Virol.82(24):12543-54)。
抗ATRX抗体クローン39f(カタログ番号:MABE1798)は、ATRXを標的とする高度に特異的なマウスモノクローナル抗体であり、免疫細胞染色およびウェスタンブロッティングでテストされています。

品質

HEK293細胞ライセートのウェスタンブロットで評価されています。

ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:500で使用、10 µgのHEK293細胞ライセート中のATRXを検出できます。


ターゲットの説明

実測値:約282 kDa、算出値:282.59 kDa。一部のライセートでは、特性が明らかになっていないバンドが認められることがあります。

物理的形状

フォーマット:精製

その他情報

濃度:ロットに固有のデータシートを参照してください。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

MABE1798:


試験成績書(COA)

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Jennifer Garbarino et al.
Translational oncology, 14(9), 101147-101147 (2021-06-13)
Alpha Thalassemia/Mental Retardation Syndrome X-Linked (ATRX) is mutated frequently in gliomas and represents a potential target for cancer therapies. ATRX is known to function as a histone chaperone that helps incorporate histone variant, H3.3, into the genome. Studies have implicated
Anne-Charlotte Stilp et al.
PLoS pathogens, 18(8), e1010748-e1010748 (2022-08-09)
The chromatin remodeling protein alpha thalassemia/mental retardation syndrome X-linked (ATRX) is a component of promyelocytic leukemia nuclear bodies (PML-NBs) and thereby mediates intrinsic immunity against several viruses including human cytomegalovirus (HCMV). As a consequence, viruses have evolved different mechanisms to

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