C1359

カルセイン AM 溶液

≥90% purity (HPLC), solution

• 実験式（ヒル表記法）: C₄₆H₄₆N₂O₂₃
• CAS番号: 148504-34-1
• 分子量: 994.86
• EC Number: 200-664-3
• MDL番号: MFCD05861516
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 24892405
• NACRES: NA.47

特性

• product name: カルセイン AM 溶液, 4 mM in DMSO, ≥90% (HPLC), solution
• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥90% (HPLC)
• 形状: solution
• 濃度: 4 mM in DMSO
• テクニック: titration: suitable
• 色: colorless; white to off-white
• λmax: 491-497 nm
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing; hematology; histology
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC(=O)OCOC(=O)CN(CC(=O)OCOC(C)=O)Cc1c(OC(C)=O)ccc2c1Oc3c(CN(CC(=O)OCOC(C)=O)CC(=O)OCOC(C)=O)c(OC(C)=O)ccc3C24OC(=O)c5ccccc45
• InChI: 1S/C46H46N2O23/c1-25(49)60-21-64-39(55)17-47(18-40(56)65-22-61-26(2)50)15-32-37(68-29(5)53)13-11-35-43(32)70-44-33(16-48(19-41(57)66-23-62-27(3)51)20-42(58)67-24-63-28(4)52)38(69-30(6)54)14-12-36(44)46(35)34-10-8-7-9-31(34)45(59)71-46/h7-14H,15-24H2,1-6H3
• InChI Key: XKFSBWQWNMZWFA-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

カルセインAM溶液は、細胞でのカルセイン-AM染料移動アッセイに使用されています。細胞遊走の定量化を研究するための細胞染色に使用されています。細胞での薬剤の細胞毒性効果の研究に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

カルセインAMは膜透過性をもつ非蛍光性分子です。細胞内エステラーゼによって蛍光性カルセインに変換されます。カルセインの膜透過性には限界があります。カルセインAMはp-糖タンパク質(Pgp)のための基質でもあります。Pgpが存在するとカルセインAMが流出するため、細胞の蛍光が減少します。一方、Pgp阻害剤が存在すると細胞に移行するカルセインAMが増えるため、細胞の蛍光が増加します。カルセインAMは早期創薬に重要な役割を果たします。

カルセインの細胞浸透性の蛍光性誘導体です。

物理的形状

0.4% カルセインAMおよび99.6% DMSO溶液です。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 185.0 °F - closed cup
• 引火点(℃): 85 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)