C9386

Casein Peptone

Acid digest of casein from bovine milk, 8-12% amino, suitable for biotechnology and microbiology

• 別名: カゼイン加水分解物, カゼイン由来ペプトン、カゼイン酸加水分解物
• CAS番号: 65072-00-6
• EC Number: 265-363-1
• MDL番号: MFCD21338741
• UNSPSCコード: 41106212
• NACRES: NA.85

特性

• 製品名: Hy-Case^®SF, Casein acid hydrolysate, from bovine milk
• 由来生物: bovine milk
• 品質水準: 200
• フォーム: powder
• 窒素分析: 8-12% amino, ≥12.5% total
• 損失: ≤11% loss on drying
• pH: 5.4-7.4
• アプリケーション: food and beverages; microbiology
• 保管温度: 10-30°C
• 適合性: Streptococcus spp.; Streptomyces spp.

詳細

詳細

Hy-Case^® SFは、高品質のカゼイン酸加水分解物です。カゼインは、豊富なアミノ態窒素源であるため、強酸による処理では、加水分解されて、遊離アミノ酸といくつかの短鎖ペプチドフラグメントを産生します。特殊な処理により無機イオンは最小限に抑えられるため、Hy-Case^® SFは、実質的に最小限の塩を含む高濃度遊離アミノ酸となっています。透明度の高い精製グレードの加水分解物溶液であり、食品グレードであり、溶解性の高い遊離アミノ酸混合物が必要な場合に推奨されます。特に、無機イオンレベルを最小限に抑える必要がある場合に推奨されます。

アプリケーション

カゼイン加水分解物Hy-Case^® SFは、Streptomyces griseusの胞子形成および細胞分裂の促進におけるssgA遺伝子産物の役割を調査するために行われた実験的研究で、DMCY培地に使用されました。また、炭水化物利用細菌、脱窒細菌、高度好塩性細菌の特徴を有するHalobacterium denitrificans sp.に関連する研究でYH培地に使用される場合があります。

溶解性が高い遊離アミノ酸を必要とする試験室用培地、発酵、および組織培養において微生物の栄養源として使用することを推奨します。

関連事項

Hy-Case Aminoと類似製品ですが、最大2.0% NaClを含有します。

再構成

推奨使用濃度は 25 g/Lです。

法的情報

Hy-Case is a registered trademark of Kerry Group

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)