G5767

D-(+)-グルコース

ACS reagent

• 別名: デキストロース
• 実験式（ヒル表記法）: C₆H₁₂O₆
• CAS番号: 50-99-7
• 分子量: 180.16
• Beilstein: 1724615
• EC Number: 200-075-1
• MDL番号: MFCD00063774
• UNSPSCコード: 12352201
• PubChem Substance ID: 24895228
• NACRES: NA.21

特性

• 由来生物: wheat
• 品質水準: 200
• グレード: ACS reagent
• 形状: powder
• 光学活性: [α]25/D +52.5 to +53.0°(lit.)
• 不純物: Starch, passes test; ≤0.002 meq/g Titratable acid; ≤0.005% Insoluble matter
• 強熱残分: ≤0.02%
• 損失: ≤0.2% loss on drying, 105°C
• 色: colorless
• mp: 150-152 °C (lit.)
• 微量陰イオン: chloride (Cl^-): ≤0.01%; sulfate, sulfite (as SO₄^2-): ≤0.005%
• 微量陽イオン: Fe: ≤5 ppm; heavy metals: ≤5 ppm (by ICP-OES)
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: OC[C@H]1O[C@H](O)[C@H](O)[C@@H](O)[C@@H]1O
• InChI: 1S/C6H12O6/c7-1-2-3(8)4(9)5(10)6(11)12-2/h2-11H,1H2/t2-,3-,4+,5-,6+/m1/s1
• InChI Key: WQZGKKKJIJFFOK-DVKNGEFBSA-N
• 遺伝子情報: human ... PYGM(5837)

詳細

詳細

アルドヘキソースであるD-グルコースには、4つのキラル炭素原子があります。酸や酵素により加水分解されたでんぷんから得られる重要な産物です。

アプリケーション

D-(+)-グルコースは、次のように使用されています：

• ヒト補体を用いる標準血清細菌アッセイ（SBA）のためのダルベッコリン酸緩衝生理食塩水（DPBS）におけるサプリメントとして′
• ′内因性リンパ管ポンピング機構に対する浸透圧変化の影響を評価するための、切除横隔試料を処理するための4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジンエタンスルホン酸（HEPES）緩衝Tyrode溶液に含まれる成分として
• ラットのインスリン反応性ニューロンにおける血中グルコース含有量の回復の影響を調べるため
• 経口グルコース負荷試験（OGTT）用

生物化学的／生理学的作用

あらゆるヒト細胞のための万能なエネルギー源であるグルコースは、複数のダウンストリーム炭水化物の産生と転化にとって欠かせない前駆体です。グルコースの取り込みは、細胞エネルギー代謝の重要な指標です。グルコース注入は、ヒトにおいてインスリン誘導性低血糖によりオキシトシンやバソプレシンの放出を阻害します。

調製ノート

材料は、2 g + 15mLよりも高い濃度で調製すると、黄色がかかった溶液が得られることがあります。

その他情報

お客様の研究に適したメルクの広範な単糖類を包括的に理解していただくために、ぜひメルクの炭水化物カテゴリーページをご覧ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)