C0768

シクロホスファミド 一水和物

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• 別名: 2-[ビス(2-クロロエチル)アミノ]テトラヒドロ-2H-1,3,2-オキサザホスホリン2-オキシド, シトキサン
• 実験式（ヒル表記法）: C₇H₁₅Cl₂N₂O₂P · H₂O
• CAS番号: 6055-19-2
• 分子量: 279.10
• Beilstein: 4678992
• EC Number: 200-015-4
• MDL番号: MFCD00149395
• UNSPSCコード: 51112507
• PubChem Substance ID: 57653979
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: 97.0-103.0% (HPLC)
• 形状: powder
• mp: 49-51 °C (lit.)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: [H]O[H].ClCCN(CCCl)P1(=O)NCCCO1
• InChI: 1S/C7H15Cl2N2O2P.H2O/c8-2-5-11(6-3-9)14(12)10-4-1-7-13-14;/h1-7H2,(H,10,12);1H2
• InChI Key: PWOQRKCAHTVFLB-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... ALDH1A1(216) , ALDH1B1(219)

詳細

詳細

シクロホスファミド（CYC）は、細胞毒性アルキル化剤です。肝臓のシトクロムP-450酵素系によって活性化されます。免疫調節機能を有しており、液性免疫および細胞性免疫を阻害します。シクロホスファミドは抗癌作用と免疫抑制作用を示します。体内では、シクロホスファミドは肝臓で活性アルキル化 4-ヒドロキシシクロホスファミド代謝物に変換され、抗腫瘍効果を示します。

アプリケーション

シクロホスファミド一水和物は以下に使用されています。

• TC-1腫瘍細胞に対する抗腫瘍作用試験
• 耐性のあるヒトバーキットリンパ腫細胞株を単離するための多種薬剤溶液の成分として
• マウス腫瘍細胞株における抗腫瘍免疫試験

生物化学的／生理学的作用

シクロホスファミドは、がんの化学療法で広く用いられている細胞毒性ナイトロジェンマスタ-ド誘導体です。DNAと架橋して、鎖の破壊、変異を引き起こします。臨床活性はアルデヒド脱水素酵素1 (ALDH1) 活性の低下と関連しています。

特徴および利点

この化合物は、アポトーシス研究に主眼を置いた製品です。ここをクリックしてくださいさらに多くのアポトーシス研究向けの製品をご覧になれます。他の研究分野用の生理活性小分子についてさらに詳しくお知りになりたいときはsigma.com/discover-bsmをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06,GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301,H340,H350,H360FD
• 注意書き: P202 - P264 - P280 - P301 + P310 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Oral - Carc. 1B - Muta. 1B - Repr. 1A
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges