C2615

クロマノール293B

≥98% (HPLC), powder

• 別名: trans-N-[6-シアノ-3,4-ジヒドロ-3-ヒドロキシ-2,2-ジメチル-2H-1-ベンゾピラン-4-イル]-N-メチル-エタンスルホンアミド
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₅H₂₀N₂O₄S
• CAS番号: 163163-23-3
• 分子量: 324.40
• MDL番号: MFCD06798368
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329775012
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 色: white
• 溶解性: DMSO: 18 mg/mL
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CCS(=O)(=O)N(C)[C@@H]1[C@@H](O)C(C)(C)Oc2ccc(cc12)C#N
• InChI: 1S/C15H20N2O4S/c1-5-22(19,20)17(4)13-11-8-10(9-16)6-7-12(11)21-15(2,3)14(13)18/h6-8,13-14,18H,5H2,1-4H3/t13-,14+/m0/s1
• InChI Key: HVSJHHXUORMCGK-UONOGXRCSA-N

詳細

詳細

クロマノール293Bエナンチオマーは、カリウムチャネルタンパク質（KvLQT1）の強力な阻害剤です。ヒト心房筋細胞では、クロマノール293Bは再分極カリウム電流を阻害します。クロマノール293Bは、電位依存性カリウムチャネル（KCNQ1）を調節することにより、膵臓のグルコース刺激インスリン分泌（GSIS）を改善します。

アプリケーション

クロマノール293Bは、ヒト上皮細胞株のカルシウムおよび環状アデノシン一リン酸（cAMP）活性化カリウムチャネルの阻害に使用されています。クロマノール293Bは、心筋細胞のパッチクランプ電気生理学研究で使用されています。

生物化学的／生理学的作用

KCNQ1チャネルを通じた緩徐活性型遅延整流性K⁺電流をブロックします。

特徴および利点

本化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transductionのカリウムチャネルのページに掲載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302 + H312 + H332
• 注意書き: P261 - P264 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P312
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves