C2755

コルチゾン

≥95%

• 別名: 17α,21-ジヒドロキシ-4-プレグネン-3,11,20-トリオン, 17α-ヒドロキシ-11-デヒドロコルチコステロン, 4-プレグネン-17α,21-ジオール-3,11,20-トリオン, ケンダルコンパウンドE, ライヒシュタインサブスタンスFa
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₁H₂₈O₅
• CAS番号: 53-06-5
• 分子量: 360.44
• Beilstein: 1356062
• EC Number: 200-162-4
• MDL番号: MFCD00003610
• UNSPSCコード: 51111800
• PubChem Substance ID: 24278304
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: synthetic
• 品質水準: 200
• 無菌性: non-sterile
• アッセイ: ≥95%
• フォーム: powder
• テクニック: inhibition assay: suitable
• mp: 223-228 °C (dec.) (lit.)
• 溶解性: chloroform: methanol (1:1): 50 mg/mL, clear to very slightly hazy, colorless to faintly yellow
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: C[C@]12CCC(=O)C=C1CC[C@H]3[C@@H]4CC[C@](O)(C(=O)CO)[C@@]4(C)CC(=O)[C@H]23
• InChI: 1S/C21H28O5/c1-19-7-5-13(23)9-12(19)3-4-14-15-6-8-21(26,17(25)11-22)20(15,2)10-16(24)18(14)19/h9,14-15,18,22,26H,3-8,10-11H2,1-2H3/t14-,15-,18+,19-,20-,21-/m0/s1
• InChI Key: MFYSYFVPBJMHGN-ZPOLXVRWSA-N
• 遺伝子情報: human ... SERPINA6(866)

詳細

アプリケーション

コーチゾンは以下に使用されています。

• 1β-HSD1（11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型）阻害剤の検証
• コーチゾンに対する、赤血球新生および顆粒球形成前駆細胞の感受性の研究
• 11βHSDによるコルチゾール酸化速度の測定

生物化学的／生理学的作用

コーチゾンは、コルチコステロンの約2倍の抗炎症作用力価を持つものの、Na²⁺保持力価ははるかに低い、コルチコステロンの類縁体である糖質コルチコイドです。

コーチゾン（11デヒドロ17ヒドロキシコルチコステロン）は、手術後の創傷治癒を遅らせる抗炎症糖質コルチコイドです。炎症細胞、基底質、線維芽細胞、コラーゲン、再生毛細血管、および上皮移動の出現に影響を及ぼして治癒過程を先送りします。糖質コルチコイドには、抗炎症、抗アレルギー、および免疫抑制特性があり、処置および治療に広く使用されています。

包装

底の開いたガラス瓶内容物は内部に挿入され接着された円錐部に入っています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H361d
• 注意書き: P201 - P202 - P280 - P308 + P313 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Repr. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)