C2932

塩化ケレリトリン

≥95% (TLC), powder

• 別名: 1,2-ジメトキシ-N-メチル(1,3)ベンゾジオキソロ(5,6-c)フェナントリジニウムクロリド, トダリン塩化物
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₁H₁₈ClNO₄
• CAS番号: 3895-92-9
• 分子量: 383.82
• MDL番号: MFCD00060717
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24278305
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: plant
• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥95% (TLC)
• フォーム: powder
• 色: yellow to orange
• mp: 213.0-214.0 °C
• 溶解性: DMSO: 2 mg/mL
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: Cl.COc1ccc2-c3ccc4cc5OCOc5cc4c3[N](C)=Cc2c1OC
• InChI: 1S/C21H18NO4.ClH/c1-22-10-16-13(6-7-17(23-2)21(16)24-3)14-5-4-12-8-18-19(26-11-25-18)9-15(12)20(14)22;/h4-10H,11H2,1-3H3;1H
• InChI Key: SUPBMPBJXZDANZ-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ベンゾフェナントリジンアルカロイドである塩化ケレリトリン（CHE）は、プロテインキナーゼC（PKC）の阻害剤です。Macleaya cordata（タケニグサ）の活性成分です。

アプリケーション

塩化ケレリトリンは以下の用途に使用されています。

• 熱不活性化後期胚抽出物またはプロテインキナーゼC（PKC）活性を阻害する後期胚抽出物の栄養補助剤として
• in vitroでのアフリカツメガエル（Xenopus）実験に
• HL-1細胞におけるPKC阻害剤として、ドキサゾシン誘導性ガレクチン-3およびコラーゲンの発現に及ぼす影響を研究するためのPKC経路遮断に

生物化学的／生理学的作用

塩化ケレリトリン（CHE）は、ヒト胃癌BGC-823細胞の増殖およびアポトーシスを防止できます。いくつかの生物学的影響を持ち、ラット網膜のミトコンドリア画分に存在する約20 kDaのタンパク質のリン酸化を誘導することもできます。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のP2 Receptors: P2X Ion Channel Family（P2受容体：P2Xイオンチャネルファミリー）およびPKC のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302 + H312 + H332,H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P312 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable