C9801

カゼイン, N,N-ジメチル化 from bovine milk

essentially salt-free, lyophilized powder

• 別名: N,N-dimethylcasein
• CAS番号: 9000-71-9
• MDL番号: MFCD00130742
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.61

特性

• 由来生物: bovine milk
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥90% (colorimetric)
• フォーム: essentially salt-free, lyophilized powder
• テクニック: activity assay: suitable
• UniProtアクセッション番号: P02662; P02663; P02666; P02668
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [P](=O)(OCC(NC(=O)C(NC(=O)C(N)Cc1ccccc1)CCC(=O)N)C(=O)NC(CCC(=O)O)C(=O)NC(CCC(=O)O)C(=O)NC(CCC(=O)N)C(=O)NC(CCC(=O)N)C(=O)NC(CCC(=O)N)C(=O)NC(C(O)C)C(=O)NC(CCC(=O)O)C(=O)NC(CC(=O)O)C(=O)NC(CCC(=O)O)C(=O)NC(CC(C)C)C(=O)NC(CCC(=O)N)C(=O)NC(CC(=O)O)C(=O)NC(C
• InChI: 1S/C81H125N22O39P/c1-36(2)31-50(76(132)94-43(15-24-57(87)108)71(127)101-52(34-64(120)121)78(134)98-49(81(137)138)11-7-8-30-82)99-72(128)47(19-28-61(114)115)95-77(133)51(33-63(118)119)100-73(129)48(20-29-62(116)117)97-80(136)65(37(3)104)103-75(131)44(16-25-58(88)109)92-68(124)42(14-23-56(86)107)90-67(123)41(13-22-55(85)106)91-69(125)45(17-26-59(110)111)93-70(126)46(18-27-60(112)113)96-79(135)53(35-142-143(139,140)141)102-74(130)40(12-21-54(84)105)89-66(122)39(83)32-38-9-5-4-6-10-38/h4-6,9-10,36-37,39-53,65,104H,7-8,11-35,82-83H2,1-3H3,(H2,84,105)(H2,85,106)(H2,86,107)(H2,87,108)(H2,88,109)(H,89,122)(H,90,123)(H,91,125)(H,92,124)(H,93,126)(H,94,132)(H,95,133)(H,96,135)(H,97,136)(H,98,134)(H,99,128)(H,100,129)(H,101,127)(H,102,130)(H,103,131)(H,110,111)(H,112,113)(H,114,115)(H,116,117)(H,118,119)(H,120,121)(H,137,138)(H2,139,140,141)
• InChI Key: BECPQYXYKAMYBN-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: bovine ... CSN1S1(282208) , CSN1S2(282209) , CSN2(281099) , CSN3(281728)

詳細

詳細

カゼインはミルクタンパク質の一種で、高額ではなく非毒性であり、きわめて安定です。このリンタンパク質は、ウシ乳中の総タンパク質の80%を占めます。カゼインは、分泌型カルシウム結合性リンタンパク質という大きいファミリーに属します。

アプリケーション

ウシミルク由来N,N-ジメチル化カゼインは、疾患における組織トランスグルタミナーゼ（tTG）を検出し、その機能的役割を調べるためのアッセイに使用できます。特に、N,N-ジメチル化カゼインは、神経変性疾患に関係しているタンパク質基質上のtTGの機械的および動力学的解析に使用されています。

本製品は、非メチル化カゼインと比べて、2,4,6-トリニトロベンゼンスルホン酸（TNBS）との10%以下の反応性を示します。

バシラーゼのアッセイに使用されているプロテアーゼ基質、および部位特異的変異誘発によって産生されるスブチリシン類縁体です。

ウシ乳由来のN,N-ジメチル化カゼインは、次の用途で使用されています。

• 全般的なタンパク質分解活性の測定。
• ペアードヘリカルフィラメント（PHF）II-τのカルシウム依存性中性プロテアーゼ（CANP）タンパク質分解に対する脱リン酸化の影響を研究するための基質として。
• トランスグルタミナーゼ（TG）アッセイに。

生物化学的／生理学的作用

カゼインは、薬物送達賦形剤に非常に適しています。カゼインには抗酸化活性があります。

調製ノート

Cabacungan, J.C., et al., Anal. Biochem., 124, 272 (1982)に記載の方法に従い、製品番号C5890を還元的にメチル化しました。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)