E2375

エメチン 二塩酸塩

• 別名: 6′,7′,10,11-テトラメトキシメタン 二塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₉H₄₀N₂O₄ · 2HCl
• CAS番号: 316-42-7
• 分子量: 553.56
• MDL番号: MFCD00242944
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24278410
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• 抗生物質活性スペクトル: parasites
• 作用機序: protein synthesis | interferes
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: [H][C@@]12C[C@H](C[C@@]3([H])NCCC4=C3C=C(OC)C(OC)=C4)[C@@H](CC)CN1CCC5=C2C=C(OC)C(OC)=C5
• InChI: 1S/C29H40N2O4.2ClH/c1-6-18-17-31-10-8-20-14-27(33-3)29(35-5)16-23(20)25(31)12-21(18)11-24-22-15-28(34-4)26(32-2)13-19(22)7-9-30-24;;/h13-16,18,21,24-25,30H,6-12,17H2,1-5H3;2*1H/t18-,21-,24+,25-;;/m0../s1
• InChI Key: JROGBPMEKVAPEH-GXGBFOEMSA-N

詳細

アプリケーション

エメチン二塩酸塩は、以下の用途に使用されています：

• タンパク質合成阻害剤として、ヒトパピローマウイルス8型E2タンパク質の半減期に対する作用を検討するため
• ストレス粒子のアセンブリに対する作用を検討するため
• タンパク質合成のピューロマイシンアッセイにおける鎖伸長阻害剤として

生物化学的／生理学的作用

エメチン二塩酸塩は、吐根アルカロイドファミリーのメンバーです。タンパク質および核酸合成阻害を介在する可能性があります。デングウイルス感染、重度急性呼吸器症候群コロナウイルス2（SARS-CoV-2）に対する抗ウイルス活性を示します。エメチン二塩酸塩は、膀胱癌細胞に対する抗増殖効果があります。また、抗原虫活性も示します。

特徴および利点

この化合物は、遺伝子制御研究に使用するための製品です。その他の主要な遺伝子制御製品を見つけるにはここをクリックしてください。他の研究分野向け生理活性小分子の詳細については、sigma.com/discover-bsmをご覧ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300,H315,H319
• 注意書き: P264 - P280 - P301 + P310 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P332 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 1 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable