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Merck
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安全性情報

I9889

Sigma-Aldrich

抗ヒトIgA（α-鎖特異的） ウサギ宿主抗体

IgG fraction of antiserum, buffered aqueous solution

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About This Item

MDL番号:
MFCD00162412
UNSPSCコード:
12352203
NACRES:
NA.46

由来生物

rabbit

品質水準

300

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

IgG fraction of antiserum

抗体製品タイプ

secondary antibodies

クローン

polyclonal

フォーム

buffered aqueous solution

テクニック

: 2.5-5.0 mg/mL using Antibody concentration by precipitin Vs Human serum
: 4.0-6.0 mg/mL using Antibody concentration by precipitin Vs Human whey
Ouchterlony double diffusion: 1:32

輸送温度

dry ice

保管温度

−20°C

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

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詳細

IgAは最も生成量の多い抗体アイソタイプです。IgAは主に腸粘膜から分泌されます。
抗ヒトIgA（α-鎖特異的）抗体は、ヒトIgAのα鎖に特異的です。本製品は、精製されたヒトIgA、IgG、IgM、Bence Jones（ベンス・ジョーンズ）κおよびλミエローマタンパク質に対して試験した場合、ヒトIgAと反応します。
免疫グロブリンA（IgA）には、以下の2つのアイソタイプが存在します：IgA1、IgA2。IgAは分泌型IgA（sIgA）と血清IgAとして産生されます。sIgAは重鎖2本と軽鎖2本を有する単量体として存在します。血清IgAはさらにジスルフィド結合したJ鎖を有する二量体として存在します。IgAは唾液、血清、初乳、および鼻汁に存在します。

特異性

本抗体の精製ヒトIgA、IgG、IgM、ベンスジョーンズκ・λ型骨髄腫タンパク質との反応試験において、ヒトIgAに特異的です。

免疫原

正常なヒト初乳から精製されたIgA

アプリケーション

抗ヒトIgA（α-鎖特異的）抗体は以下の用途に適しています：
  • 酵素結合免疫吸着アッセイ（ELISA）
  • 定量沈降分析（2.5～5mg/mL）
  • 免疫電気泳動法
  • オクタロニー二重拡散法（1:16）

生物化学的／生理学的作用

IgAは、共生腸内細菌と宿主免疫系の防御との間の生理的バランスを調節する分泌型糖タンパク質抗体です。腸への片利共生微生物の侵入を防ぎます。
免疫グロブリンA（IgA）は白血球との結合により抗体依存性細胞傷害（ADCC）を仲介し、微生物の破壊を促進します。これは、抗原クリアランスにおける第1防御として機能します。IgAは補体系の第2経路を開始させ、防御機能を果たします。IgAは、古典経路による補体活性化の刺激で起きる炎症を軽減します。IgAはタンパク質分解を防ぎ、細菌やウイルスの取込み、抗原の付着を阻害します。

物理的形状

15 mMアジ化ナトリウムを保存剤として含有する、0.01 Mリン酸緩衝生理食塩水（pH 7.4）に入れて供給されます。

保管および安定性

連続して使用する際は、2～8℃最大1か月保管します。それ以上保管すると、溶液が使用アリコート中で凍結するおそれがあります。凍結と融解を繰り返すことや、「自動霜取機能付き」冷凍庫での保管することは推奨されません。 長期保管によりわずかな濁りが見られる場合は、遠心分離によって溶液を清澄してから使用します。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付された弊社のその他の文書に記載されていない場合、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

I9889-VAR:
I9889-2ML:
I9889-BULK:

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試験成績書（COA）

Lot/Batch Number
0000428525
0000428525
0000414779
0000414779
0000358462

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Salivary IgA from the sublingual compartment as
a novel noninvasive proxy for intestinal immune
induction
Aase A, et al.
Mucosal Immunology, 9(4), 884-884 (2016)
Salivary Immuno Factors, Cortisol and
Testosterone Responses in Athletes of a
Competitive 5,000 m Race
Li CY, et al.
The Chinese Journal of Physiology, 58(4), 263-269 (2015)
The structure and function of human IgA.
M A Kerr
The Biochemical journal, 271(2), 285-296 (1990-10-15)
Shimpei Kawamoto et al.
Science (New York, N.Y.), 336(6080), 485-489 (2012-04-28)
Immunoglobulin A (IgA) is essential to maintain the symbiotic balance between gut bacterial communities and the host immune system. Here we provide evidence that the inhibitory co-receptor programmed cell death-1 (PD-1) regulates the gut microbiota through appropriate selection of IgA
A Aase et al.
Mucosal immunology, 9(4), 884-893 (2015-10-29)
Whole-saliva IgA appears like an attractive noninvasive readout for intestinal immune induction after enteric infection or vaccination, but has failed to show consistent correlation with established invasive markers and IgA in feces or intestinal lavage. For reference, we measured antibodies
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