J4580

ジャスプラキノリド

≥97% (HPLC), film (colorless), actin polymerization promoter

• 別名: Jaspamide
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₆H₄₅BrN₄O₆
• CAS番号: 102396-24-7
• 分子量: 709.67
• MDL番号: MFCD00873735
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329815735
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: ジャスプラキノリド, ≥97% (HPLC)
• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥97% (HPLC)
• フォーム: film (colorless)
• 色: off-white to beige
• 溶解性: DMSO: >2 mg/mL
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: C[C@H]1C[C@@H](C)\C=C(C)\C[C@H](C)C(=O)N[C@@H](C)C(=O)N(C)[C@H](Cc2c(Br)[nH]c3ccccc23)C(=O)N[C@H](CC(=O)O1)c4ccc(O)cc4
• InChI: 1S/C36H45BrN4O6/c1-20-15-21(2)17-23(4)47-32(43)19-30(25-11-13-26(42)14-12-25)40-35(45)31(18-28-27-9-7-8-10-29(27)39-33(28)37)41(6)36(46)24(5)38-34(44)22(3)16-20/h7-15,21-24,30-31,39,42H,16-19H2,1-6H3,(H,38,44)(H,40,45)/b20-15+/t21-,22-,23-,24-,30+,31+/m0/s1
• InChI Key: GQWYWHOHRVVHAP-DHKPLNAMSA-N

詳細

アプリケーション

ジャスプラキノリドは、ニワトリ胚におけるin vivo坐骨神経誘導異常に対するその影響を解析するために使用されています。また、アクチン動態阻害処理のためにコントロール細胞に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

Jasplakinolide（ジャスプラキノリド）は、アクチン重合を促進し、アクチンフィラメントを安定化するアクチン特異的試薬です。

Jasplakinolide（ジャスプラキノリド）は、アクチン重合を促進し、アクチンフィラメントを安定化するアクチン特異的試薬です。In vitroで、Jasplakinolidetはアクチンフィラメントの核形成を刺激することによりアクチン重合を強力に誘発し、アクチン結合についてファロイジンと競合します（Kd = 15 nM）。In vivoでは、Jasplakinolideがアクチンフィラメントを破壊し、単量体アクチンの無定形塊への重合を誘発することが認められていますが、その正確な機序はまだ明らかにされていません。ジャスプラキノリドは、細胞透過性であるという点で他のアクチン安定剤とは異なります。このペプチドは殺菌、殺虫および抗増殖活性を有し、細胞接着、移動運動、エンドサイトーシス、小胞の選別と放出などアクチンの重合および解重合によって媒介される細胞プロセスを調べるのに有用です。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable