L4543

抗L1CAM抗体, マウスモノクローナル

clone UJ127.11, purified from hybridoma cell culture

• 別名: 抗CAML1抗体, 抗L1細胞接着分子抗体, 抗MIC5抗体, 抗神経細胞接着分子L1抗体
• MDL番号: MFCD01864727
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: mouse
• 品質水準: 200
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: UJ127.11, monoclonal
• フォーム: buffered aqueous solution
• 分子量: antigen 220-240 kDa
• 化学種の反応性: human
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• 濃度: ~2 mg/mL
• テクニック: flow cytometry: suitable; immunocytochemistry: suitable; immunohistochemistry: suitable; immunoprecipitation (IP): suitable; microarray: suitable; western blot: 0.25-0.5 μg/mL using cell extracts of G361 cells (human melanoma)
• アイソタイプ: IgG1
• UniProtアクセッション番号: P32004
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... L1CAM(3897)

詳細

詳細

抗L1CAM抗体、マウスモノクローナル（マウスIgG1アイソタイプ）は、マウスミエローマ細胞（P3-X63-Ag8-653細胞）とヒト胎児脳で免疫したマウスの脾細胞との融合により産生されたハイブリドーマUJ127.11に由来します。L1細胞接着分子（L1CAM）タンパクは、細胞吸着分子（CAM）のファミリーに属しています。

遺伝子L1CAM（L1細胞接着分子）は、免疫グロブリンスーパー遺伝子ファミリーの一つをコードしています。コードしたタンパクには細胞質内ドメイン、1回膜貫通領域、および細胞外ドメインが含まれており、細胞外ドメインには6つの免疫グロブリン（Ig）および5つのフィブロネクチン（Fn）III様モチーフが含まれています。本遺伝子はヒト染色体Xq28にマッピングされます。本遺伝子には29個のエクソンが含まれており、19個のアミノ酸によるシグナルペプチドを含む1,257個のアミノ酸で構成されるタンパク、および1,238個のアミノ酸による機能性L1タンパクをコードしています。主に神経系で発現されます。

免疫原

ヒト胎児性脳由来L1CAM。

アプリケーション

この抗体の使用に成功したアプリケーション、および関連する査読済み論文を以下に示します。
免疫組織化学（1報）
ウエスタンブロット法（1報）

抗L1CAM抗体、マウスモノクローナルは、以下の用途で使用されています：

• 免疫組織化学
• 免疫沈降
• 免疫ブロッティング
• 免疫細胞化学
• フローサイトメトリー

抗L1CAM抗体は免疫組織化学で使用されています。

生物化学的／生理学的作用

L1CAM遺伝子（L1細胞接着分子）は、発達中の軸索伸展および軸索束形成で機能する糖タンパクをコードしています。シュワン細胞および軸索と相互作用し、ニューロン細胞遊走およびニューロン細胞生存を媒介します。このタンパクの過剰発現は、腫瘍進行と関連しています。卵巣癌細胞および膵臓癌細胞において治療薬への耐性を媒介することが見出されています。

L1細胞接着分子（L1CAM）は、ヒトの中枢神経系（CNS）の発達に重要です。このタンパクは、それらの多くの活動に関与しています：神経突起伸展、接着、線維束性筋収縮およびミエリン形成。これらの活性は、L1CAMと、さまざまなCAMタンパクファミリー、細胞外マトリックス分子およびシグナル伝達受容体との相互作用により、L1CAMの細胞外ドメインと関与する相互作用を通して媒介されます。L1CAM遺伝子の変異は、type 1 X連鎖性痙性対麻痺（SPG1）、MASA症候群およびACC（脳梁欠損症）などの数種の脳障害と関連している可能性があります。

物理的形状

0.01M PBS溶液 (pH 7.4, 15mMアジ化ナトリウム含有)。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付された弊社のその他の文書に記載されていない場合、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable