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Merck

M4135

Sigma-Aldrich

α-メラノサイト刺激ホルモン

≥97% (HPLC)

別名:

α-MSH, α-メラノトロピン

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C77H109N21O19S
CAS番号:
分子量:
1664.88
Beilstein:
741840
MDL番号:
UNSPSCコード:
51111800
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.32

由来生物

synthetic (organic)

品質水準

無菌性

non-sterile

アッセイ

≥97% (HPLC)

形状

powder

溶解性

water: 1.00-1.04 mg/mL, clear, colorless

UniProtアクセッション番号

輸送温度

ambient

保管温度

−20°C

SMILES記法

CSCC[C@H](NC(=O)[C@H](CO)NC(=O)[C@H](Cc1ccc(O)cc1)NC(=O)[C@H](CO)NC(C)=O)C(=O)N[C@@H](CCC(O)=O)C(=O)N[C@@H](Cc2c[nH]cn2)C(=O)N[C@@H](Cc3ccccc3)C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H](Cc4c[nH]c5ccccc45)C(=O)NCC(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N6CCC[C@H]6C(=O)N[C@@H](C(C)C)C(N)=O

InChI

1S/C77H109N21O19S/c1-42(2)64(65(79)106)97-75(116)61-20-13-30-98(61)76(117)54(18-10-11-28-78)88-62(103)38-85-66(107)57(34-46-36-84-50-17-9-8-16-49(46)50)94-67(108)51(19-12-29-83-77(80)81)89-70(111)55(32-44-14-6-5-7-15-44)92-72(113)58(35-47-37-82-41-86-47)95-68(109)52(25-26-63(104)105)90-69(110)53(27-31-118-4)91-74(115)60(40-100)96-71(112)56(33-45-21-23-48(102)24-22-45)93-73(114)59(39-99)87-43(3)101/h5-9,14-17,21-24,36-37,41-42,51-61,64,84,99-100,102H,10-13,18-20,25-35,38-40,78H2,1-4H3,(H2,79,106)(H,82,86)(H,85,107)(H,87,101)(H,88,103)(H,89,111)(H,90,110)(H,91,115)(H,92,113)(H,93,114)(H,94,108)(H,95,109)(H,96,112)(H,97,116)(H,104,105)(H4,80,81,83)/t51-,52-,53-,54-,55-,56-,57-,58-,59-,60-,61-,64-/m0/s1

InChI Key

WHNFPRLDDSXQCL-UAZQEYIDSA-N

遺伝子情報

human ... POMC(5443)

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Amino Acid Sequence

Ac-Ser-Tyr-Ser-Met-Glu-His-Phe-Arg-Trp-Gly-Lys-Pro-Val-NH2

詳細

α-メラノサイト刺激ホルモン(α-MSH)はトリデカペプチドであり、ほとんどが脳、下垂体および循環器の細胞によって産生されます。炎症性サイトカインまたはケラチン生成細胞およびメラノサイトのようなUV光誘発上皮細胞はα-MSHを合成し排出します。プロオピオメラノコルチン(POMC)はα-メラノサイト刺激性ホルモン(α-MSH)産生の前駆体として働きます。

アプリケーション

α-メラノサイト刺激ホルモン(α-MSH)は、以下の研究に使用されています:
  • α-MSHは行動的研究のためマウスに脳室内注射されています。
  • 定常Nb2リンパ節リンパ腫細胞の成長に対するα-MSHの影響の測定。
  • 分化脂肪細胞の一次培養におけるレプシン分泌に対するα-MSHの影響の測定。
  • α-MSHは、 マウス黒色腫細胞株由来B16-F1細胞のメラニン産生を促進します。

生物化学的/生理学的作用

α-メラノサイト刺激ホルモン(α-MSH)は、炎症性サイトカインインターロイキン-1(IL-1)、腫瘍壊死因子(TNF)-α、および免疫システムの様々な細胞で発現されるIL-6の産生と活性を下方制御することによって抗炎症剤として作用します。α-MSHは炎症に関連する窒素酸化物の生なも制御します。α-MSHは、TNFおよび他の炎症性物質によって誘発される核因子-κ;B (NF-κ;B)-依存性遺伝子転写およびNF-κ;B経路を阻害します。このα-MSHの活性は、環状アデノシンモノホスファターゼ(cAMP)の産生およびタンパク質キナーゼA(PKA)酵素の活性化を介して仲介されます。α–MSHは、炎症性疾患、AIDS(後天性免疫不全症候群)におけるヒト免疫不全ウイルス(HIV)の複製、および敗血性ショックなどのNF-κ;Bの活性化の結果生じる様々な症状の強力な治療薬として働きます。α-MSHは動物のメラニン産生に重要な役割を果たします。α-MSHは皮膚の炎症や増殖過剰皮膚疾患などいくつかの皮膚疾患の発生を制御します。
メラニン形成刺激ホルモンであり、学習と記憶を促進します。炎症・免疫反応や末梢神経の再生に影響を及ぼします。
両生類~ヒトにおいて、皮膚の色素沈着を生じさせる下垂体ホルモンです。哺乳類では、学習、注意、記憶に対して行動的影響を及ぼすこともあります。

抗体吸着処理

Ac-Ser-Tyr-Ser-Met-Glu-His-Phe-Arg-Trp-Gly-Lys-Pro-Val-NH2

関連事項

ACTH 1-13から誘導されます。

その他情報

0.1%TFA水溶液からの凍結乾燥

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

M4135-5MG-PW:
M4135-1MG:
M4135-VAR:
M4135-1MG-PW:
M4135-5MG:
M4135-BULK:


試験成績書(COA)

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