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Merck

N9037

Sigma-Aldrich

ネクロスタチン-1

≥98% (HPLC), powder, necroptosis inhibitor

別名:

5-(1H-インドール-3-イルメチル)-3-メチル-2-チオキソ-4-イミダゾリジノン, 5-(インドール-3-イルメチル)-3-メチル-2-チオ-ヒダントイン, MTH-DL-トリプトファン

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C13H13N3OS
CAS番号:
分子量:
259.33
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352200
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.77

製品名

ネクロスタチン-1, ≥98% (HPLC)

品質水準

アッセイ

≥98% (HPLC)

フォーム

powder

溶解性

DMSO: >10 mg/mL

保管温度

−20°C

SMILES記法

CN1C(=S)NC(Cc2c[nH]c3ccccc23)C1=O

InChI

1S/C13H13N3OS/c1-16-12(17)11(15-13(16)18)6-8-7-14-10-5-3-2-4-9(8)10/h2-5,7,11,14H,6H2,1H3,(H,15,18)

InChI Key

TXUWMXQFNYDOEZ-UHFFFAOYSA-N

アプリケーション

ネクロスタチン-1を用いて、マウス(in vivo)および肝星細胞(in vitro)における肝障害時のインターロイキン(IL)-33の発現制御に及ぼす影響が調べられています。また、実験的研究においてタンパク質キナーゼ1(RIPK1)と相互作用する受容体の阻害剤としても使用されています。

生物化学的/生理学的作用

ネクロスタチン-1(Nec-1)は、外傷性脳損傷(TBI)患者に治療効果を示す可能性があります。また、細胞死の形態としてネクロトーシスを特徴とするその他の急性中枢神経系(CNS)障害の治療にも使用できる可能性があります。実験的疾患モデルにおいて受容体共役タンパク質キナーゼ1(receptor-interacting protein kinase 1、RIPK1)が細胞死および炎症に及ぼす影響を調べるために広く使用されています。Nec-1は、グルタミン酸誘発オキシトーシスから海馬細胞株HT-22を保護します。Nec-1が細胞グルタチオン(GSH)量を増加させることにより、活性酸素種の産生を低下させ、アポトーシス誘導因子の核移行ならびにBcl-2(B-cell lymphoma 2)/アデノウイルスE1B 19 kDa-相互作用タンパク質3関連経路を抑制すると考えられています。
ネクロスタチン-1は、ネクロト-シス (非アポト-シス型細胞死経路) の阻害剤です。

特徴および利点

この化合物はアポトーシス研究向けの注目の製品です。さらに特徴があるアポトーシス製品を見つけるにはここをクリックしてください。他の領域の研究用の生物活性低分子についてはsigma.com/discover-bsmでさらに詳しく知ることができます。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

N9037-BULK:
N9037-25MG:
N9037-IP:
N9037-10MG:
N9037-VAR:


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