P8761

プロベネシド

≥98% (NaOH, titration), powder, uricosuric agent

• 別名: p-(ジプロピルスルファモイル)安息香酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₃H₁₉NO₄S
• CAS番号: 57-66-9
• 分子量: 285.36
• EC Number: 200-344-3
• MDL番号: MFCD00038402
• UNSPSCコード: 12161501
• PubChem Substance ID: 24898976
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: プロベネシド,
• アッセイ: ≥98% (NaOH, titration)
• 品質水準: 200
• オーガナイザー: Merck & Co., Inc., Kenilworth, NJ, U.S.
• SMILES記法: CCCN(CCC)S(=O)(=O)c1ccc(cc1)C(O)=O
• InChI: 1S/C13H19NO4S/c1-3-9-14(10-4-2)19(17,18)12-7-5-11(6-8-12)13(15)16/h5-8H,3-4,9-10H2,1-2H3,(H,15,16)
• InChI Key: DBABZHXKTCFAPX-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... SLC22A11(55867) , SLC22A6(9356) , SLC22A8(9376)

詳細

アプリケーション

プロベネシドは、下記の用途で使用されています：

• 細胞内Ca²⁺動員アッセイで、フェノールレッド不含のハンクスバッファーの成分として
• カルシウム動員試験のカルシウム感受性色素の成分として
• ハンクス平衡塩溶液（HBSS）アッセイバッファーに追加する成分として

有機アニオントランスポーターであるMRPの阻害剤として有用です。

生物化学的／生理学的作用

プロベネシドは尿酸排せつ薬であり、尿中の尿酸の除去を促進し、尿酸塩の再取り込みを減少させます。また、腎尿細管での他の多くの薬剤の排泄を減少させ、これらの薬剤の血漿中濃度を上昇させます。プロベネシドの阻害作用は、有機アニオントランスポーターによって媒介されます。これは痛風の治療に有用であることが判明しています。プロベネシドは、脳の脈絡叢および実質細胞から髄液への神経化学物質の移動を妨げることにより、脳内での神経化学物質濃度の上昇に関与しています。

特徴および利点

この化合物は、Merck Sharp & Dohme（MSD）&（ニュージャージー州ケニルワース）が開発しました。製薬会社が開発したその他の化合物と承認医薬品および医薬品候補のリストをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

本化合物は、ADME Tox 研究のための注目製品の一つです。他の ADME Tox 製品を探す場合は、ここをクリックしてください。その他の研究領域用の生物活性低分子に関する詳細については、sigma.com/discover-bsmをご参照ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302
• 注意書き: P301 + P312 + P330
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves