PHG0003

MES 水和物

• 別名: 2-(N-モルホリノ)エタンスルホン酸 水和物, 4-モルホリンエタンスルホン酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₆H₁₃NO₄S · xH₂O
• CAS番号: 1266615-59-1
• 分子量: 195.24 (anhydrous basis)
• MDL番号: MFCD00149409
• UNSPSCコード: 12161700
• NACRES: NA.21

特性

• 由来生物: synthetic
• 品質水準: 400
• 形状: powder
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: Endotoxin, microbial, and trace metals; tested
• 有効pH範囲: 5.5-6.7
• pKa: 6.1
• 適合性: suitable for manufacturing use
• その他の活性: Cytotoxicity, DNase, NICKase, RNase, and Protease; tested
• SMILES記法: O.OS(=O)(=O)CCN1CCOCC1
• InChI: 1S/C6H13NO4S.H2O/c8-12(9,10)6-3-7-1-4-11-5-2-7;/h1-6H2,(H,8,9,10);1H2
• InChI Key: MIIIXQJBDGSIKL-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

バイオ医薬品の工程で使用するためのメルクの高品質原料のSAFC^®ポートフォリオは、お客様がM-Clarityプログラムに規定された要件を満たせるよう、厳格な品質管理手順に耐え、文献と専門知識も備えています。

M-Clarity Program

バッファーはほぼすべての製造ステップで不可欠であるため、バッファーの品質はバイオ医薬品プロセスの成功にとって極めて重要です。

メルクの適切な管理下で製造されたバッファー材料の幅広いポートフォリオは、お客様のニーズに合わせて作られています。低リスクアプリケーション用の非GMPグレードから、高リスクアプリケーション用のIPEC-PQG GMPまで、メルクにはお客様の製造ニーズを全てカバーする製品があります。

アプリケーション

MESは、「良好な」バッファーと呼ばれることが多い生物学的な緩衝液です。MESのpKaは5.96であるため、MESは、培地のほか、溶液内の安定した環境を維持するタンパク質ベースの緩衝液製剤の理想的な候補になります。MESは培養細胞株に対して非毒性で、水溶性が高く、溶液の透明度が高くなります。

MESは、細胞培養培地、生物医薬品緩衝製剤（上流と下流の両方）、および診断試薬に使用されます。MESベースの緩衝液は、抗体、ペプチド、タンパク質、血液成分、および増殖因子の精製バイオプロセスに使用されます。

法的情報

SAFC is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable