SML0305

3-デアザネプラノシンA 塩酸塩

≥97% (HPLC)

• 別名: (-)-1-[(1R,4R,5S)-3-(ヒドロキシメチル)-4,5-ジヒドロキシ-2-シクロペンテン-1-yl]4-アミノイミダゾ[4,5-c]ピリジン 塩酸塩, DZNep 塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₂H₁₄N₄O₃ · HCl
• CAS番号: 120964-45-6
• 分子量: 298.73
• MDL番号: MFCD18782644
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329825310
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥97% (HPLC)
• 形状: powder
• 光学活性: [α]/D -88 to -108°, c = 0.1 in water
• 保管条件: desiccated
• 色: white to beige
• 溶解性: H₂O: ≥5 mg/mL
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: Cl.Nc1nccc2n(cnc12)[C@@H]3C=C(CO)[C@@H](O)[C@H]3O
• InChI: 1S/C12H14N4O3.ClH/c13-12-9-7(1-2-14-12)16(5-15-9)8-3-6(4-17)10(18)11(8)19;/h1-3,5,8,10-11,17-19H,4H2,(H2,13,14);1H/t8-,10-,11+;/m1./s1
• InChI Key: UNSKMHKAFPRFTI-FDKLLANESA-N

詳細

詳細

3-デアザンプラノシンA塩酸塩は、アデノシンの炭素環式類似体です。転移抑制の特性を有します。エボラウイルス疾患、 胃癌、ミエローマ（骨髄腫）およびリンパ腫の治療に使用されています。

アプリケーション

3-デアザネプラノシンA塩酸塩は、卵巣の腫瘍進行に及ぼすその効果を試験するために使用されています。c33A2細胞におけるS-アデノシルホモシステインヒドロラーゼ（SAH）阻害剤としても使用されています。

3-デアザネプラノシンA塩酸塩は、結腸直腸癌（CRC）細胞のオートファジー（自己貪食）とアポトーシスが関係している可能性を調べるために使用されてきました。

生物化学的／生理学的作用

3-デアザネプラノシンA（DZNep）は、S-アデノシルホモシステインヒドロラーゼ阻害剤およびヒストンメチルトランスフェラーゼEZH2阻害剤です。 3-デアザネプラノシンAは、抑制された腫瘍抑制遺伝子のスイッチを入れ、EZH2の発現を阻害することによりアポトーシスを誘導します。

特徴および利点

この化合物は、遺伝子調節の研究に主眼を置いた製品です。ここをクリックしてくださいさらに多くの遺伝子調節向けの製品をご覧になれます。他の研究分野の生理活性小分子についてさらに詳しくお知りになりたいときはsigma.com/discover-bsmをクリックしてください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable