SML1794

テノホビルジソプロキシル フマル酸塩

≥98% (HPLC)

• 別名: Bis(POC)PMPA フマル酸塩, ビス{[(イソプロポキシカルボニル)オキシ]メチル} ({[(2R)-1-(6-アミノ-9H-プリン-9-イル)-2-プロパニル]オキシ}メチル)ホスホン酸塩 フマル酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₉H₃₀N₅O₁₀P · C₄H₄O₄
• CAS番号: 202138-50-9
• 分子量: 635.51
• MDL番号: MFCD08141829
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329826069
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 色: white to beige
• 溶解性: H₂O: 3 mg/mL, clear (warmed)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC(/C=C/C(O)=O)=O.NC1=C2C(N(C[C@@H](C)OCP(OCOC(OC(C)C)=O)(OCOC(OC(C)C)=O)=O)C=N2)=NC=N1
• InChI: 1S/C19H30N5O10P.C4H4O4/c1-12(2)33-18(25)28-9-31-35(27,32-10-29-19(26)34-13(3)4)11-30-14(5)6-24-8-23-15-16(20)21-7-22-17(15)24;5-3(6)1-2-4(7)8/h7-8,12-14H,6,9-11H2,1-5H3,(H2,20,21,22);1-2H,(H,5,6)(H,7,8)/b;2-1+/t14-;/m1./s1
• InChI Key: VCMJCVGFSROFHV-WZGZYPNHSA-N

詳細

生物化学的／生理学的作用

テノホビルジソプロキシルフマル酸塩は、DNA転写の早期中止を引き起こすヌクレオチド類似体逆転写酵素阻害剤（nRTI）であるテノホビルのプロドラッグです。 T細胞株および初代血液リンパ球を用い、テノホビルジソプロキシルの抗ウイルス活性は、細胞内に迅速に取り込まれるため、テノホビルの100倍以上であることが示されました。 テノホビルジソプロキシルフマル酸塩は、HIV/エイズおよび慢性B型肝炎感染症の予防と治療を目的に、単独およびさまざまな組合せで使用されており、世界保健機関の必須医薬品の一覧に記載されています。′

テノホビルジソプロキシルフマル酸塩は、抗レトロウイルス剤として使用されるヌクレオチド類似体逆転写酵素阻害剤（nRTI）であるテノホビルのプロドラッグです。

テノホビルジソプロキシルフマル酸塩（テノホビルDF）は、ヒト免疫不全ウイルス（HIV）-1、HIV-2、およびヘパドナウイルスなどのレトロウイルスに対して活性を有するヌクレオチド類似体です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H319,H373,H412
• 注意書き: P260 - P264 - P273 - P280 - P305 + P351 + P338 - P314
• 危険有害性の分類: Aquatic Chronic 3 - Eye Irrit. 2 - STOT RE 2
• ターゲットの組織: Bone,Kidney
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable