T4510

チミジン5′-一リン酸 p-ニトロフェニルエステル ナトリウム塩

chromogenic, ≥98% (HPLC), powder

• 別名: p-Nph-5V-TMP, p-ニトロフェニル-5V-チミジン-一リン酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₆H₁₈N₃O₁₀PNa
• CAS番号: 98179-10-3
• 分子量: 466.29
• UNSPSCコード: 12352204
• PubChem Substance ID: 131888503
• NACRES: NA.32

特性

• 製品名: チミジン5′-一リン酸 p-ニトロフェニルエステル ナトリウム塩, ≥98% (HPLC)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 溶解性: water: 50 mg/mL
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC(C(N1)=O)=CN([C@H]2C[C@H](O)[C@@H](COP(O)(OC(C=C3)=CC=C3[N+]([O-])=O)=O)O2)C1=O.[Na]
• InChI: 1S/C16H18N3O10P.Na.H/c1-9-7-18(16(22)17-15(9)21)14-6-12(20)13(28-14)8-27-30(25,26)29-11-4-2-10(3-5-11)19(23)24;;/h2-5,7,12-14,20H,6,8H2,1H3,(H,25,26)(H,17,21,22);;
• InChI Key: PHNRUCBIIRECII-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

チミジン5′-モノホスフェートp-ニトロフェニルエステルナトリウム塩は、ホスホジエステラーゼ活性を評価するための基質として使用されています。また、オートタキシン阻害アッセイのヌクレオチド類似体としても使用されています。

生物化学的／生理学的作用

チミジン5′-モノリン酸p-ニトロフェニルエステルナトリウム塩は、5′-ヌクレオチドホスホジエステラーゼ酵素活性の人工基質マーカーです。エクトヌクレオチドピロホスファターゼ／ホスホジエステラーゼ（NPP）酵素ファミリーのメンバーであるオートタキシン（ATX、NPP2）の基質としても使用されます。

基質

毒液由来ホスホジエステラ-ゼに対する高感度の呈色基質。ウシ脾臓由来ホスホジエステラ-ゼでは加水分解されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable