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Merck

23261

Sigma-Aldrich

クロロギ酸トリクロロメチル

≥97.0% (GC)

別名:

TCF, ジホスゲン

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About This Item

化学式:
ClCOOCCl3
CAS番号:
分子量:
197.83
Beilstein:
970225
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352108
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.22

品質水準

アッセイ

≥97.0% (GC)

屈折率

n20/D 1.458

bp

20 °C/10 mmHg (lit.)

密度

1.639 g/mL at 20 °C

官能基

chloro

保管温度

2-8°C

SMILES記法

ClC(=O)OC(Cl)(Cl)Cl

InChI

1S/C2Cl4O2/c3-1(7)8-2(4,5)6

InChI Key

HCUYBXPSSCRKRF-UHFFFAOYSA-N

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アプリケーション

クロロギ酸トリクロロメチル(TCF)はホスゲンの有用な代替です。アミン、アミノ酸およびアミノアルコールと反応し、相当するイソシアナート、イソシアナート酸塩化物、イソシアナートクロロギ酸を生成することができます
TCF はまた以下のように用いられます:
  • N-カルボキシα-アミノ酸無水物の合成に
  • α-アミノアルコールからオキサゾリジノン合成のためのアシル化試薬として
  • トリエチルアミン存在下芳香族ジイソシアニド合成のための脱水剤として。

以下の合成に用いる反応剤です。
  • モノホスフィン金(I)触媒を用いる環状カルバミミダート
  • 二重作用ヒスタミンH3およびH4レセプターリガンドであるN-アルケニルカルバマートおよびN-シクロアルキルカルバマート
  • 前立腺特異的膜抗原を標的とした抗がんプロドラッグ
  • 西ナイルウイルスプロテアーゼインヒビター候補
  • 抗体-薬物複合体(ADC)
  • エリスロマイシンA誘導体

その他情報

取り扱いの容易なホスゲンの代替物; in situで炭素触媒により分解してホスゲンを発生し、アミノ酸と反応してN-カルボキシ無水物を生成。

ピクトグラム

Skull and crossbonesCorrosion

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 2 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Skin Corr. 1B

保管分類コード

6.1B - Non-combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Faceshields, Gloves, Goggles, type ABEK (EN14387) respirator filter


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

23261-VAR:
23261-50ML:
23261-10ML:
23261-BULK:


最新バージョンのいずれかを選択してください:

試験成績書(COA)

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