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酢酸テトラブチルアンモニウム

97%

• 別名: N,N,N-tributyl-1-butanaminium acetate, Tetra-n-butylammonium acetate
• 化学式: (CH₃CH₂CH₂CH₂)₄N(OCOCH₃)
• CAS番号: 10534-59-5
• 分子量: 301.51
• Beilstein: 3599376
• EC Number: 234-101-8
• MDL番号: MFCD00043208
• UNSPSCコード: 12352116
• PubChem Substance ID: 24860355
• NACRES: NA.22

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: 97%
• mp: 95-98 °C (lit.)
• SMILES記法: CC([O-])=O.CCCC[N+](CCCC)(CCCC)CCCC
• InChI: 1S/C16H36N.C2H4O2/c1-5-9-13-17(14-10-6-2,15-11-7-3)16-12-8-4;1-2(3)4/h5-16H2,1-4H3;1H3,(H,3,4)/q+1;/p-1
• InChI Key: MCZDHTKJGDCTAE-UHFFFAOYSA-M

詳細

詳細

酢酸テトラブチルアンモニウム（TBAA）は、相間移動触媒（PTC）です。

アプリケーション

酢酸テトラブチルアンモニウムは、以下の用途で使用されます：

• トリメチルシリルアセチレンによるカルボニル化合物のアルキニル化を触媒し、プロパルギルアルコールを高収率で得るために。
• テトラブチルアンモニウムブロミド（TBAB）とともに、4-アリール-2-キノロン合成における溶融反応媒体として。
• 酢酸パラジウム触媒存在下で、アリールブロミドを用いるアゾール（1-メチルピラゾール、オキサゾール、およびチアゾール）の位置選択的な直接アリール化のプロモーターとして。
• DMSO共溶媒存在下でセルロースを溶解するためのイオン性液体として。
• 銅を含まない薗頭カップリング反応による二置換アルキン合成の活性化剤として。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves