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1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム ヘキサフルオロホスファート

≥97.0% (HPLC)

• 別名: BMIMPF₆
• 実験式（ヒル表記法）: C₈H₁₅F₆N₂P
• CAS番号: 174501-64-5
• 分子量: 284.18
• MDL番号: MFCD03093295
• UNSPSCコード: 12352100
• PubChem Substance ID: 57652268
• NACRES: NA.22

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥97.0% (HPLC)
• フォーム: liquid
• 屈折率: n20/D 1.411 (lit.)
• 密度: 1.38 g/mL at 20 °C (lit.)
• SMILES記法: F[P-](F)(F)(F)(F)F.CCCCn1cc[n+](C)c1
• InChI: 1S/C8H15N2.F6P/c1-3-4-5-10-7-6-9(2)8-10;1-7(2,3,4,5)6/h6-8H,3-5H2,1-2H3;/q+1;-1
• InChI Key: IXQYBUDWDLYNMA-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

BMIMPF₆は、さまざまな合成変換と触媒変換のための効率的な反応培地として使用されます。

1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロホスファートは、イミダゾリウム系、疎水性の室温イオン性液体（RTIL）です。1-メチルイミダゾールをクロロブタンと反応させることによって合成されます。フルオロメタン、フルオロエタン、1,1,2,2-テトラフルオロエタンなどのハイドロフルオロカーボン（HFC）ガスは、BMIMPF₆に溶解します。

アプリケーション

1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロホスファートは、数多くの環境に優しい反応で使用されるイオン性液体です。

以下のような反応の媒体としても使用されます：

• 新規再生可能ルテニウムカルベン錯体存在下でのジエン及びエンイン基質の閉環メタセシス。
• 二原子酸素を酸化剤として用いた、ニッケル(II)アセチルアセトナート触媒による芳香族アルデヒドの対応する酸への酸化。
• リパーゼ触媒によるアリルアルコールのエナンチオ選択的アシル化。
• テトラアリルスタンナンを用いたアルデヒドのアリル化によるホモアリルアルコール生成。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319
• 注意書き: P264 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P332 + P313 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter