おすすめの製品
形状
tablet
包装
pack of 30 tablets (individually packed in foil blister packs)
メーカー/製品名
Roche
溶解性
aqueous buffer: soluble
water: soluble
保管温度
2-8°C
詳細
cOmplete Miniプロテアーゼ阻害錠は、広範囲のセリン、システインおよびメタロプロテアーゼのほか、カルパインを阻害します。これらの錠剤は成分が最適化されているため、優れた阻害作用を示し、動物組織、植物、酵母および細菌から分離されたタンパク質の保護に十分適しています。
cOmplete MiniにはEDTAならびに不可逆的および可逆的プロテアアーゼインヒビターが含まれています。
cOmplete MiniにはEDTAならびに不可逆的および可逆的プロテアアーゼインヒビターが含まれています。
特異性
細菌、哺乳類、酵母、および植物細胞などに由来する抽出物中に存在するセリンプロテアーゼ、システインプロテアーゼ、およびメタロプロテアーゼの阻害に使用されています。
アプリケーション
cOmplete™ Miniは、細菌、哺乳動物、酵母および植物の細胞抽出物中のセリン、システインおよびメタロプロテアーゼを阻害するために使用します。
cOmplete Miniには、可逆的および不可逆的プロテアーゼインヒビターが含まれます。したがって、初期精製中に限らず、cOmplete Miniをプロテアーゼインヒビターで通常保護するすべての保存バッファーおよび保存溶液に添加することを推奨します。cOmplete MiniにはEDTAが含まれています(1錠で1 mMのEDTA溶液10 mLが得られます)。したがって、抽出バッファーにはCa2+、Mg2+、Mn2+などの二価陽イオンは含まれていません。このようなイオンが含まれると、メタロプトテアーゼの阻害が不完全になることがあります。目的のタンパク質をIMAC(固定金属親和性クロマトグラフィー)で精製する場合には、たとえばポリヒスタグ付き組換えタンパク質については、クロマトグラフィーの前にEDTAを除去する必要があります(透析などで)。
または、EDTA非含有cOmplete Miniを使用できます。この錠剤は、EDTAまたは他のキレート剤を含まないことを除き、cOmplete Miniと同じものです。
cOmplete Mini錠は、少量の抽出物(最大10 mL)のタンパク質分解活性を阻害します。これよりも大きい容量(最大50 mL)を扱う場合には、他のcOmplete製品を使用することをお勧めします。cOmplete錠の成分は、cOmplete Mini錠と同じであることから、両製品で同等の結果が得られます。
cOmplete Miniには、可逆的および不可逆的プロテアーゼインヒビターが含まれます。したがって、初期精製中に限らず、cOmplete Miniをプロテアーゼインヒビターで通常保護するすべての保存バッファーおよび保存溶液に添加することを推奨します。cOmplete MiniにはEDTAが含まれています(1錠で1 mMのEDTA溶液10 mLが得られます)。したがって、抽出バッファーにはCa2+、Mg2+、Mn2+などの二価陽イオンは含まれていません。このようなイオンが含まれると、メタロプトテアーゼの阻害が不完全になることがあります。目的のタンパク質をIMAC(固定金属親和性クロマトグラフィー)で精製する場合には、たとえばポリヒスタグ付き組換えタンパク質については、クロマトグラフィーの前にEDTAを除去する必要があります(透析などで)。
または、EDTA非含有cOmplete Miniを使用できます。この錠剤は、EDTAまたは他のキレート剤を含まないことを除き、cOmplete Miniと同じものです。
cOmplete Mini錠は、少量の抽出物(最大10 mL)のタンパク質分解活性を阻害します。これよりも大きい容量(最大50 mL)を扱う場合には、他のcOmplete製品を使用することをお勧めします。cOmplete錠の成分は、cOmplete Mini錠と同じであることから、両製品で同等の結果が得られます。
cOmplete™ミニプロテアーゼインヒビターカクテルは、以下の構成要素として使用されています。
- グリオーマ幹細胞(GSC)の溶解に用いる哺乳動物タンパク質抽出試薬(M-PER)
- 脳組織の均質化に用いるドデシル硫酸ナトリウムTris緩衝生理食塩水(SDS-TBS)
- ヒト胚性幹細胞(hESC)の溶解に用いる放射性免疫沈降法(RIPA)緩衝液
特徴および利点
- 便利:EASYpackの箔包装から急速溶解錠剤をバッファーに押し出すだけです。
- 完全な保護:タンパク質を広範囲のプロテアーゼから即時に保護します。(表1参照)。
- 柔軟性:動物、植物、酵母、細菌、真菌を含むほぼすべての組織または細胞から得た抽出物中のタンパク質を保護します。
- 安全:ユーザーまたはその周囲の人に対するリスクがない非毒性インヒビターが選択されています。
- IMAC生成に適切です:ポリヒスチジンタグ付きタンパク質をcOmplete His-Tag精製樹脂で精製します。
包装
箔ブリスターに個装された30個のcOmpleteプロテアーゼインヒビターカクテル。10 mLの溶液に対し、1錠で十分です。
構成
幅広い阻害特異性を持った複数のプロテアーゼ阻害剤のメルク独自の混合物です。
品質
膵臓抽出物で性能検査済み。
物理的形状
箔ブリスターで包装した錠剤
調製ノート
使用濃度:抽出溶液10mL当たり1錠
使用溶液の調製:
錠剤が割れないように、親指の腹(爪ではなく)で錠剤を慎重に箔ブリスターから押し出します。
cOmplete Mini1錠で、10 mLの抽出溶液中のプロテアーゼ活性を十分に阻害できます。非常に高いプロテアーゼ活性が存在する場合には、7 mLの抽出バッファーに1錠を使用する必要があります。錠剤を抽出媒体に直接添加できます。または、保存溶液(濃度7倍)を調製できます。
保存溶液(濃度7倍):
cOmplete Mini1錠を1.5 mLの蒸留水または1,5 mLの100 mMリン酸バッファー(pH 7.0)に溶解します。
保存濃度(使用溶液):保存溶液は2~8℃で1~2週間、-15~-25℃で12週間以上保存できます。
使用溶液の調製:
錠剤が割れないように、親指の腹(爪ではなく)で錠剤を慎重に箔ブリスターから押し出します。
cOmplete Mini1錠で、10 mLの抽出溶液中のプロテアーゼ活性を十分に阻害できます。非常に高いプロテアーゼ活性が存在する場合には、7 mLの抽出バッファーに1錠を使用する必要があります。錠剤を抽出媒体に直接添加できます。または、保存溶液(濃度7倍)を調製できます。
保存溶液(濃度7倍):
cOmplete Mini1錠を1.5 mLの蒸留水または1,5 mLの100 mMリン酸バッファー(pH 7.0)に溶解します。
保存濃度(使用溶液):保存溶液は2~8℃で1~2週間、-15~-25℃で12週間以上保存できます。
再構成
水性バッファーに可溶で、抽出媒体に直接添加できます。または、水1.5 mLまたはpH 7.0のリン酸バッファー100 mMを使用して7倍保存溶液を調製します。保存溶液は2~8℃で1~2週間、-15~-25℃で12週間以上安定です。15~25℃でチオール含有溶液に溶解して使用できます。
その他情報
ライフサイエンス研究専用。診断には使用しないこと。
法的情報
cOmplete is a trademark of Roche
シグナルワード
Warning-Warning
危険有害性情報
危険有害性の分類
Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
保管分類コード
11 - Combustible Solids
WGK
WGK 2
引火点(°F)
does not flash
引火点(℃)
does not flash
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
この製品を見ている人はこちらもチェック
Impaired myogenic development, differentiation and function in hESC-derived SMA myoblasts and myotubes
Testing, 13(10), e0205589-e0205589 (2018)
Neuroscience bulletin, 36(4), 359-371 (2019-10-28)
Gliomas are the most commonly occurring tumors of the central nervous system. Glioblastoma multiforme (GBM) is the most malignant and aggressive brain cancer in adults. Further understanding of the mechanisms underlying the aggressive nature of GBM is urgently needed. Here
Genetics, 215(4), 1013-1025 (2020-06-10)
Exposure of tissues and organs to low oxygen (hypoxia) occurs in both physiological and pathological conditions in animals. Under these conditions, organisms have to adapt their physiology to ensure proper functioning and survival. Here, we define a role for the
The antibiotic clofoctol suppresses glioma stem cell proliferation by activating KLF13
The Journal of Clinical Investigation, 129(8) (2019)
Experimental dermatology, 29(8), 749-758 (2020-07-09)
Emerging evidence suggests oxidative stress plays a role in the pathophysiology of both atopic dermatitis (AD) and psoriasis (PSO). We established in vitro models of AD and PSO skin, and characterized these models in regard to their oxidative stress state.
関連コンテンツ
Select different protease inhibitor types based on your needs to prevent protein degradation during isolation and characterization and safeguard proteins in sample prep.
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)