11162306001

ATP-γ-S

=90% (HPLC), solution, pkg of 200 μL (20 μmol)

• 別名: アデノシン-5'-o-(3-チオ-三リン酸塩)
• UNSPSCコード: 12352204

特性

• 品質水準: 100
• 詳細: C₁₀H₁₆N₅O₁₂P₃SLi (Formula); Lithium salt
• アッセイ: 90% (HPLC)
• フォーム: solution
• 分子量: 523.2
• 包装: pkg of 200 μL (20 μmol)
• メーカー／製品名: Roche
• λmax: 260 nm at 100 mmol/L
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

アデノシン5'-O-(3-チオ三リン酸)、リチウム塩、溶液。

アプリケーション

ATP-γ-Sは以下に使用されています：

• 小胞体（ER）ストレスによってインターロイキン（IL）-1βの産生が生じているかどうかを試験するために、THP-1マクロファージ細胞株を処理するため
• アミド水素交換（HX）実験と質量分析を組み合わせて、N_Mtb-ClpCにおけるシクロマリンA（CymA）誘発性構造変化を調べるため
• ゲルベースのDNA巻き戻しアッセイに用いるCMG結合バッファーの添加剤として

生物化学的／生理学的作用

アデノシン5′-O-(3-チオ三リン酸)（ATP-γ-S）は、ATP依存性酵素系の基質および阻害剤です。ホスファターゼ（ほとんどがATPアーゼ）により非常にゆっくり加水分解されます。チオリン酸化したタンパク質は、タンパク質ホスファターゼ耐性です。ATP-γ-Sは、ダメージ関連分子パターン分子（DAMP）およびNLRファミリーピリンドメイン含有3（NLRP3）インフラマソーム活性剤として機能します。ATP-γ-Sは、RNA刺激ヌクレオチド加水分解および真核生物開始因子4A（eIF4A）のRNA巻き戻し活性に対する基質として機能する可能性があります。

品質

汚染物質：≤10% ADP（HPLC）

その他情報

ライフサイエンス研究専用です。診断にはご使用になれません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): No data available
• 引火点(℃): No data available