A8126

アクリフラビン

Powder

• 別名: 3 6-ジアミノ-10-メチルアクリジニウムクロリド、3、6-ジアミノアクリジン(プロフラビン)混合物, トリパフラビン(中性), ユーフラビン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₄H₁₄ClN₃
• CAS番号: 8048-52-0
• 分子量: 259.73
• MDL番号: MFCD00064307
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 24891319
• NACRES: NA.47

特性

• 製品名: アクリフラビン, fluorescent label
• 品質水準: 200
• フォーム: powder
• テクニック: microbe id | staining: suitable
• mp: 179-181 °C
• 溶解性: H₂O: 0.33 g/mL (lit.)(lit.)
• εmax: ≥48000 at 459-465 nm in methanol at 0.004 g/L; ≥50000 at 259-265 nm in methanol at 0.004 g/L
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing; hematology; histology
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: [Cl-].Nc1ccc2cc3ccc(N)cc3nc2c1.C[n+]4c5cc(N)ccc5cc6ccc(N)cc46
• InChI: 1S/C14H13N3.C13H11N3.ClH/c1-17-13-7-11(15)4-2-9(13)6-10-3-5-12(16)8-14(10)17;14-10-3-1-8-5-9-2-4-11(15)7-13(9)16-12(8)6-10;/h2-8H,1H3,(H3,15,16);1-7H,14-15H2;1H
• InChI Key: PEJLNXHANOHNSU-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

• アクリフラビンは、Brucella melitensisのS型およびR型コロニー形成を識別する凝集試験で使用されています。
• Ago2（アルゴノート2）阻害剤として使用されています。
• HIF-ARNT（低酸素誘導因子-アリール炭化水素受容体核内輸送体）複合体形成の阻害剤として使用されています。
• Carnobacterium piscicolaによるバクテリオシン産生の研究に使用されています。

アクリフラビンは、高分子量のRNA分子の蛍光標識に使用されます。
各種溶媒中の励起波長と蛍光波長

• メタノール:λex = 424 nm, λem = 518 nm
• エタノール:λex = 426 nm, λem = 524 nm
• プロパノール:λex = 430 nm, λem = 512 nm
• ブタノール:λex = 430 nm, λem = 526 nm
• ホルムアミド:λex = 434 nm, λem = 524 nm
• グリセロール:λex = 432 nm, λem = 540 nm
• 水:λex = 416 nm, λem = 514 nm

エーテル、クロロホルム、脂肪油に不溶性です。定常状態の蛍光分析でpH センサーの役割を果たすドナー分子(ローダミン6Gをアクセプターとして組み合わせた場合)として利用されます。

生物化学的／生理学的作用

また、アクリフラビンは、HIF-1α（低酸素誘導因子1α）およびHIF-2αと相互作用し、それによりHIF-1の二量体形成および転写機能を抑制します。さらに、腫瘍の成長および血管新生に悪影響を及ぼします。アクリフラビンは、トリパノソーマ活性、抗菌活性、抗ウイルス活性も示します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable