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Merck

C4899

Sigma-Aldrich

カルニチンアセチルトランスフェラーゼ from pigeon breast muscle

ammonium sulfate suspension, ≥50 units/mg protein

別名:

CATC, Carnitine acetyltransferase, CrAT, アセチルコエンザイムA:カルニチン-O-アセチルトランスフェラーゼ

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.54

由来生物

pigeon breast

品質水準

形状

ammonium sulfate suspension

比活性

≥50 units/mg protein

濃度

≥0.4 mg/mL

テクニック

cell based assay: suitable

タンパク質IDアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

保管温度

2-8°C

遺伝子情報

pigeon ... CRAT(102084317)

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詳細

研究分野:細胞シグナリング

アプリケーション

ハト胸筋由来のカルニチンアセチルトランスフェラーゼは、酵素アッセイに用いられています。

生物化学的/生理学的作用

カルニチンアシルトランスフェラーゼ(CrAT)は、アセチルCoAとカルニチンからアセチルカルニチンと遊離CoAへの可逆的変換に関与している酵素です。この酵素プロセスは、脂肪酸のβ-酸化を促進することで、真核生物のエネルギー代謝に重要な役割を果たしています。CrATを介したアセチルカルニチンの産生と放出は、ミトコンドリアにおけるアセチルCoAとアセチルカルニチンのバランスの維持、遊離CoAの再生、グルコース酸化の重要な酵素であるピルビン酸デヒドロゲナーゼ(PDH)の生成物阻害の軽減に役立ちます。このプロセスはグルコースホメオスタシスを促進し、細胞の最適なエネルギー代謝の維持を助けます。カルニチンアセチルトランスフェラーゼ活性は、細胞周期のG1期からS期への進行にも関与しています。また、カルニチンアセチルトランスフェラーゼの欠損は、アルツハイマー病、失調性脳症、いくつかの血管疾患など、さまざまな神経障害の発生につながります。′
カルニチンアセチルトランスフェラ-ゼは、細胞やミトコンドリアの酸化的代謝に必要な補助因子であるアセチルコエンザイムAの濃度を、アセチルコエンザイムAと活性型酢酸エステルの保存型であるアセチル-L-カルニチンとの間の平衡を触媒することにより維持しています。また、神経細胞や非神経細胞のアセチルコリン産生に必要なアセチルコエンザイムAの貯蔵量の維持にも寄与しています。

単位の定義

1ユニットは、pH 8.0、25°C、1分間に、1.0 μmolのアセチル-L-カルニチンとCoAをL-カルニチンとアセチル-CoAに変換する酵素量です。

物理的形状

50 mMのリン酸カリウムと1 mMのジチオスレイト-ルを含有する3.2 Mの(NH4)2SO4溶液(pH 7.0)で調製した結晶懸濁液

アナリシスノート

タンパク質はBiuret法で測定。

保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

C4899-BULK:
C4899-5MG:
C4899-VAR-N:
C4899-BULK-N:
C4899-1MG:
C4899-VAR:
C4899-10MG:


試験成績書(COA)

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資料

Instructions for working with enzymes supplied as ammonium sulfate suspensions

硫酸アンモニウム懸濁液として提供される酵素の使用方法

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