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Merck

C8919

Sigma-Aldrich

Bovine Collagen Type I

from bovine skin, liquid, 1 mg/mL, suitable for cell culture

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About This Item

CAS番号:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.75

product name

コラーゲン from calf skin, Bornstein and Traub Type I, (0.1% solution in 0.1 M acetic acid), aseptically processed, BioReagent, suitable for cell culture

由来生物

bovine (calf) skin

品質水準

無菌性

aseptically processed

製品種目

BioReagent

形状

solution (0.1% solution in 0.1 M acetic acid)

包装

pkg of 20 mL

濃度

(0.1% solution in 0.1 M acetic acid)

テクニック

cell culture | mammalian: suitable

表面被覆率

6‑10 μg/cm2

UniProtアクセッション番号

結合特異性

Peptide Source: Collagen

Peptide Source: Elastin

Peptide Source: Fibronectin

輸送温度

wet ice

保管温度

2-8°C

遺伝子情報

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詳細

I型コラーゲンは、皮膚、骨、腱、およびその他の線維結合組織の成分です。グリシン、プロリン、およびヒドロキシプロリンのアミノ酸3種の繰り返しでできてます。コラーゲンは3本のポリペプチド鎖を有する左巻きのらせん体です。細胞外基質の成分であり、ウシでは28種類近くが存在します。

アプリケーション

仔ウシ皮膚由来コラーゲンは以下の用途に用いられています:
  • 免疫蛍光検査用のプレコーティングガラススライドに
  • 細胞接着因子として、またニューロン培養用ポリ(フッ化ビニリデン-トリフルオロエチレン)(P(VDF-TrFE))フィルムの修飾に
  • マウス胎児線維芽細胞を培養する培養ディッシュのコーティングに

この製品は、接着依存性細胞の接着を促進するために、組織培養板上に薄膜コーティングを生成することを目的としており、6~10 μg/cm2で使用することが推奨されます。 3次元ゲルの作成は意図していません。 I型コラーゲンは、接着下層として、しばしば細胞培養に使用されており、筋芽細胞、脊髄神経節、肝細胞、胎児肺、心臓外植体、線維芽細胞、内皮細胞、および膵島細胞のすべてにおいて、I 型コラーゲンのフィルムまたはゲル上での培養からは好成績が得られています。I型コラーゲンは、特発性肺繊維症 (IPF) の研究に使用して、小胞体 (RE) ストレスを介したIPFが肺線維芽細胞に及ぼす影響を検討できる可能性もあります。 酸性溶液中のコラーゲンは、生物工学および細胞培養の用途に使用する、3次元の足場を作成することができます。

生物化学的/生理学的作用

I型コラーゲンを熱変性させると、三重らせん体が破壊されてランダムコイルになります。コラーゲン遺伝子の変異は、さまざまなウシの疾患に関与しています。I型コラーゲンは食品や化粧品に利用されています。コラーゲンは、生体材料および組織工学における組織のスキャフォールドとして利用されています。I型コラーゲンが集まってできる線維は、生理的過程と細胞のシグナル伝達にきわめて重要です。

構成

すべてのコラーゲン分子は、3重らせん構造に配置された3つのポリペプチド鎖で構成されます。その一次構造の大部分は、グリシンが3番目ごとに配置されるモチーフの反復で、グリシン残基の前にはしばしばプロリンまたは4-ヒドロキシプロリンが配置されています。 I型コラーゲンは、リジンのヒドロキシル化率が低いことと、炭化水素成分が少ないという点で、他のコラーゲンと異なっています。

調製ノート

本製品は、0.1M酢酸中に仔ウシ皮膚コラーゲンを0.1%(1mg/mL)含む溶液です。外観は乳白色の混濁液です。希釈するときは滅菌水での調製を推奨します。細胞や培地に添加する前に、製品情報シートに記載された情報をお読みください。

その他情報

コラーゲンは、構造的および遺伝的に異なる、多くの種類に分類されます。弊社では、BornsteinおよびTraubが提唱した命名法を使用しています。一般に認められているコラーゲンの分類型と、シグマの形式名を混同しないようにしてください。

保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

nwg

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

C8919-20G-PW:
C8919-PH:
C8919PROC:
C8919-20ML:
C8919-20ML-PW:
C8919-BULK:
C8919-VAR:


試験成績書(COA)

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