D1530

1α,25-ジヒドロキシビタミンD₃

≥99% (HPLC)

• 別名: 1α,25-ジヒドロキシコレカルシフェロール, カルシトリオール
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₇H₄₄O₃
• CAS番号: 32222-06-3
• 分子量: 416.64
• Beilstein: 7559394
• EC Number: 250-963-8
• MDL番号: MFCD00867079
• UNSPSCコード: 12352205
• eCl@ss: 34058003
• PubChem Substance ID: 24893473
• NACRES: NA.79

特性

• 品質水準: 300
• アッセイ: ≥99% (HPLC)
• 形状: solid
• テクニック: HPLC: suitable
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [H][C@@]1(CC[C@@]2([H])C(\CCC[C@]12C)=C\C=C3\C[C@@H](O)C[C@H](O)C3=C)[C@H](C)CCCC(C)(C)O
• InChI: 1S/C27H44O3/c1-18(8-6-14-26(3,4)30)23-12-13-24-20(9-7-15-27(23,24)5)10-11-21-16-22(28)17-25(29)19(21)2/h10-11,18,22-25,28-30H,2,6-9,12-17H2,1,3-5H3/b20-10+,21-11-/t18-,22-,23-,24+,25+,27-/m1/s1
• InChI Key: GMRQFYUYWCNGIN-NKMMMXOESA-N
• 遺伝子情報: human ... VDR(7421)

詳細

生物化学的／生理学的作用

カルシウムの吸収と蓄積におけるビタミンD₃が生物学的活性型。1α,25-ジヒドロキシビタミンD₃は、細胞の分化および増殖に広く影響を与え、また、免疫反応や中枢神経系を調節する役割もあります。最近の研究では、1α,25-ジヒドロキシビタミンD₃は前立腺がん、結腸がんなどの悪性疾患に対して化学抗がん剤として働き、他の抗腫瘍化合物とともに用いれば相乗効果を示すことが示唆されています。

コレカルシフェロールは、ビタミンD3の不活性体であり、様々なレベルの水酸化を受けて、活性のあるビタミンD3類縁体となります。 1α-ヒドロキシビタミンD3（アルファカルシドール）は、カルシウムの吸収や蓄積におけるビタミンD3の生物活性体である、1,25-ジヒドロキシコレカルシフェロールへと代謝される合成類縁体です。1α,25-ジヒドロキシビタミンD3は、細胞の分化や増殖において幅広い効果を持ち、免疫応答や中枢神経系の機能を調節します。最近の研究では、1α,25-ジヒドロキシビタミンD3が、前立腺や大腸癌を含む幾つかの悪性疾患に対して化学予防剤として機能し、他の抗癌剤との相乗効果を示すことが示唆されています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06,GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300 + H310 + H330,H372
• 注意書き: P260 - P262 - P280 - P302 + P352 + P310 - P304 + P340 + P310 - P314
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 1 Oral - Acute Tox. 2 Dermal - Acute Tox. 2 Inhalation - STOT RE 1
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges