E5389

エリスロマイシン

powder, suitable for cell culture, BioReagent

• 別名: E-マイシン, エリスロシン
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₇H₆₇NO₁₃
• CAS番号: 114-07-8
• 分子量: 733.93
• Beilstein: 75279
• EC Number: 204-040-1
• MDL番号: MFCD00084654
• UNSPSCコード: 12352207
• PubChem Substance ID: 24894612
• NACRES: NA.76

特性

• product name: エリスロマイシン, BioReagent, suitable for cell culture
• 製品種目: BioReagent
• 品質水準: 200
• 形状: powder
• 有効性: ≥850 μg per mg
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: ≤0.1 EU/mg endotoxin
• 色: white
• mp: 133 °C
• 溶解性: 2 M HCl: 50 mg/mL (Stock solutions should be stored at 2-8 °C. Stable at 37 °C for 3 days.); ethanol: soluble (Stock solutions should be stored at 2-8 °C. Stable at 37 °C for 3 days.)
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-negative bacteria; Gram-positive bacteria
• 作用機序: protein synthesis | interferes
• SMILES記法: CC[C@H]1OC(=O)[C@H](C)[C@@H](O[C@H]2C[C@@](C)(OC)[C@@H](O)[C@H](C)O2)[C@H](C)[C@@H](O[C@@H]3O[C@H](C)C[C@@H]([C@H]3O)N(C)C)[C@](C)(O)C[C@@H](C)C(=O)[C@H](C)[C@@H](O)[C@]1(C)O
• InChI: 1S/C37H67NO13/c1-14-25-37(10,45)30(41)20(4)27(39)18(2)16-35(8,44)32(51-34-28(40)24(38(11)12)15-19(3)47-34)21(5)29(22(6)33(43)49-25)50-26-17-36(9,46-13)31(42)23(7)48-26/h18-26,28-32,34,40-42,44-45H,14-17H2,1-13H3/t18-,19-,20+,21+,22-,23+,24+,25-,26+,28-,29+,30-,31+,32-,34+,35-,36-,37-/m1/s1
• InChI Key: ULGZDMOVFRHVEP-RWJQBGPGSA-N
• 遺伝子情報: human ... ABCB1(5243) , CYP3A4(1576) , MLNR(2862) ; mouse ... Abcb1a(18671) , Abcb1b(18669)

詳細

詳細

エリスロマイシンは、Streptomyces erythreusの特定の株の増殖により産生される抗生物質です。 この製品は、エリスロマイシンAを主体とし、少量のエリスロマイシンBおよびCが含まれ、100 mg/Lの濃度での使用が推奨されます。 50～200 mg/Lの濃度が細菌増殖の制御に効果的であることも証明されています。 エリスロマイシンは、in vitroでヒト気道における呼吸器糖抱合体の分泌を遮断するためにモチリン受容体アゴニストとして使用されるほか、プラスミドが除去された組換えLactococcus lactis MG1363株を選択するために使用されています。

化学構造：マクロライド

アプリケーション

エリスロマイシンは、次の用途で使用されています。

• 緑色蛍光タンパク質（GFP）発現大腸菌を培養する栄養ブロス培地のサプリメントとして。
• 慢性感染症に対する治療戦略を研究するために、MTTアッセイ{254
• を抗生物質として使用して小腸（SMI）微小組織生存率を測定するモデル薬物として。

生物化学的／生理学的作用

作用機序：エリスロマイシンは、ペプチド転位ステップにおける伸長を阻害することで作用し、特に、細菌の70s rRNA複合体の50sサブユニットに結合することで、A-部位からP-部位へのアミノアシル転位を阻害します。

抗菌スペクトル：本製品は、グラム陰性細菌とグラム陽性細菌の両方に対して作用します。

注意

本製品は、37℃で3日間安定します。ストック溶液は、2～8℃で保存する必要があります。

調製ノート

本製品は、2 mg/mLで水に溶け、0.067%水溶液となり、pHは8.0～10.5になります。また、50 mg/mLでエタノールにも溶け、透明の無色から薄い黄色の溶液になります。アルコール、アセトン、クロロホルム、アセトニトリル、および酢酸エチルに自由に溶けますが、酸とは塩を形成します。溶液はすべて光から保護してください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)