F8424

繊維芽細胞増殖因子-4 ヒト

≥95% (SDS-PAGE and HPLC), recombinant, expressed in E. coli, lyophilized powder, suitable for cell culture

• 別名: hFGF-4, FGF-4, K-FGF
• MDL番号: MFCD00675383
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.77

特性

• product name: 繊維芽細胞増殖因子-4 ヒト, FGF-4, recombinant, expressed in E. coli, lyophilized powder, suitable for cell culture
• 由来生物: human
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥95% (SDS-PAGE and HPLC)
• 形状: lyophilized powder
• 有効性: ≤10.0 ng/mL
• 品質: endotoxin tested
• 分子量: 19 kDa
• 包装: pkg of 25 and 100 μg
• 保管条件: avoid repeated freeze/thaw cycles
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: <1 EU/μg
• UniProtアクセッション番号: P08620
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... FGF4(2249) , FGF4(2249)

詳細

詳細

線維芽細胞増殖因子4（FGF-4）は、FGFファミリーに属する分子量19 kDaのタンパク質です。線維芽細胞増殖因子（FGF）は細胞外基質や細胞表面中に存在する糖タンパク質です。約22種類のFGFが存在することが知られています。これらの分子量は17～34 kDaで、120個の保存アミノ酸配列を持っています。FDF-4遺伝子はヒト染色体11q13.3上に存在します。

アプリケーション

ヒト線維芽細胞増殖因子4は以下の用途に用いられました。

• 栄養外胚葉肝細胞の維持
• 神経原性分化
• 肝細胞分化

生物化学的／生理学的作用

線維芽細胞増殖因子4（FGF-4）は、胃がん（hst）や大腸がん、カポジ肉腫、肝細胞がん等のヒト腫瘍由来DNAのトランスフォーミング遺伝子としてNIH-3T3細胞を用いたアッセイで同定されます。FGF-4は分泌シグナル配列を含み、FGF-Basicとアミノ酸レベルで42%の配列相同性があります。FGF-4とFGF-Basicはいずれも同じレセプターと結合します。マウスとヒトのFGF-4は82%の相同性があり、種間交差反応性があります。FGF-4は、正常な成人組織には発現しませんが、胚発生時に空間的、時間的に制御されます。FGF-4は線維芽細胞および内皮細胞の分裂促進因子で、血管新生の強力なプロモーターです。FGF-4は、胚の四肢発生にきわめて重要であると考えられています。FGF-4は、細胞の分化や遊走に関与しています。

線維芽細胞増殖因子4（FGF-4）は、胃がん（hst）や大腸がん、カポジ肉腫、肝細胞がん等のヒト腫瘍由来DNAのトランスフォーミング遺伝子としてNIH-3T3細胞を用いたアッセイで同定される分子量19 kDaのタンパク質です。FGF-4は分泌シグナル配列を含み、FGF-Basicとアミノ酸レベルで42%の配列相同性があります。FGF-4とFGF-Basicはいずれも同じレセプターと結合します。マウスとヒトのFGF-4は82%の相同性があり、種間交差反応性があります。FGF-4は、正常な成人組織には発現しませんが、胚発生時に空間的、時間的に制御されます。FGF-4は線維芽細胞および内皮細胞の分裂促進因子で、血管新生の強力なプロモーターです。FGF-4は、胚の四肢発生にきわめて重要であると考えられています。

物理的形状

0.2 μmフィルタ-で濾過された緩衝液からの凍結乾燥品(担体タンパク質含有)

アナリシスノート

生物活性は、FGF受容体を発現しているBaF3細胞を用いて、チミジン取り込み量の用量依存的な促進活性として測定されています。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)