I4625

イノシン 5′-一リン酸 二ナトリウム塩

from yeast, Grade III, ≥98% (HPLC)

• 別名: 5′-イノシン酸 二ナトリウム塩 水和物, 5′-IMP-Na₂, I-5′-P, IMP, イノシン酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₁N₄O₈PNa₂ · xH₂O
• CAS番号: 352195-40-5
• 分子量: 392.17 (anhydrous basis)
• MDL番号: MFCD00150372
• UNSPSCコード: 41106305
• PubChem Substance ID: 24896058
• NACRES: NA.51

特性

• 由来生物: yeast
• 品質水準: 200
• タイプ: Grade III
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 溶解性: water: 50 mg/mL, clear, colorless
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: [Na+].[Na+].O[C@H]1[C@@H](O)[C@@H](O[C@@H]1COP([O-])([O-])=O)n2cnc3C(=O)NC=Nc23
• InChI: 1S/C10H13N4O8P.2Na.H2O/c15-6-4(1-21-23(18,19)20)22-10(7(6)16)14-3-13-5-8(14)11-2-12-9(5)17;;;/h2-4,6-7,10,15-16H,1H2,(H,11,12,17)(H2,18,19,20);;;1H2/q;2*+1;/p-2/t4-,6-,7-,10-;;;/m1.../s1
• InChI Key: KQCIGEIXDXQSGM-MSQVLRTGSA-L

詳細

アプリケーション

イノシン 5′-一リン酸（IMP）は、イノシン 5′-一リン酸デヒドロゲナーゼ（IMPDH）の分布、特異性および動態を研究する基質として使用されます。

イノシン5′-一リン酸二ナトリウム塩水和物は、以下の用途に使用されています：

• ニワトリの雛における味検出閾値検査における5′-リボヌクレオチド味物質化合物として
• エビの尾の組織検体由来IMPを定量する目的で、高速液体クロマトグラフィー（HPLC）における検量線作成のため
• Plasmodium vivax（三日熱マラリア原虫）培養用のMcCoy 5A完全培地の成分として

生物化学的／生理学的作用

イノシン5′-一リン酸（IMP）は、真核生物でアデノシン一リン酸（AMP）から合成される、食事性ヌクレオチドです。食品添加物であり、小腸の健康および免疫に不可欠です。

イノシン一リン酸、またはイノシン酸は、ヒポキサンチンのリボヌクレオチドであり、プリン合成中に形成される最初のヌクレオチドです。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)