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Merck

K4519

Sigma-Aldrich

ケラチナーゼ

lyophilized powder

別名:

ケラチナーゼ Bacillus licheniformis由来, KerA, ケラチン分解プロテアーゼ

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About This Item

Enzyme Commission number:
UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.54

リコンビナント

expressed in E. coli BL21

品質水準

フォーム

lyophilized powder

比活性

300-1000 units/mg protein

分子量

~39 kDa

pH範囲

5.5-12.5(optimum activity is seen at pH 12.5)

pI 

8.73

保管温度

−20°C

詳細

ケラチナーゼは非終端のペプチド結合を切断する非特異的セリンプロテアーゼです。この酵素は37~70℃で活性です。最も高い活性は通常70℃で見られます。
ケラチンは細菌や真核生物に存在するメタロプロテアーゼでもあります。Bacilus licheniformisの培養から単離されるケラチナーゼは単量体酵素です。

アプリケーション

クラミドフィラ・ニューモニエ(肺炎クラミジア)株による宿主細胞への侵襲におけるグリコサミノグリカン(GAG)の役割の研究において、基本小体(EB)、GAG分子、細胞の酵素処理にケラチナーゼが使用できます。

生物化学的/生理学的作用

ケラチナーゼは、不溶解性ケラチン基質を分解する能力を有する特定のクラスの細胞外タンパク分解誘導酵素です。ケラチナーゼは、下水道システムにおいて廃水処理の際の髪、羽毛およびコラーゲンの加水分解に重要です。ケラチナーゼは食品産業、動物用資料調製などにおいても有用です。家禽産業由来の不溶性羽毛ケラチンは、酵素加水分解によって接着剤、飼料、肥料、フィルムに変換するか、もしくは希少アミノ酸であるセリン、システインおよびプロリンの製造に使用することができます。

物性

ケラチナーゼは、0.10%のSDS、1.0% のCTAB、およびEDTAによって活性化されます。ケラチナーゼは、ツイーン®20、DMSO、イソプロパノール、メタノールおよびエタノールによって部分的に阻害されます。

単位の定義

1単位の酵素はカゼインを加水分解することができ、pH 7.5、37℃でフォリン-チオカルトー試薬として1分当たり1 umol(181 μg)のチロシンに相当する吸収値を生じます。

調製ノート

この酵素は、0.5~1.0 mg/mLで無菌水あるいはリン酸緩衝液に溶解することができます。最も優れる活性は新たに調製された溶液で見られます。しかし、ケラチナーゼ溶液の単回使用のアリコートは-20℃で保存することができます。

基質

ケラチン。ケラチナーゼはプリオンおよびプリオン様タンパク質の分解に使用されています。

その他情報

この酵素にはC末端の6-ヒスチジンタグが含まれています。

法的情報

TWEEN is a registered trademark of Croda International PLC

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 4 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3

ターゲットの組織

Respiratory system

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

K4519-VAR:
K4519-500UN:
K4519-BULK:
K4519-500UN-PW:


最新バージョンのいずれかを選択してください:

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