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Merck

L3772

Sigma-Aldrich

レプチン マウス由来

≥98% (SDS-PAGE), recombinant, expressed in E. coli, lyophilized powder

別名:

OB

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About This Item

CAS番号:
MDL番号:
UNSPSCコード:
51111800
NACRES:
NA.32

由来生物

mouse

品質水準

リコンビナント

expressed in E. coli

無菌性

non-sterile

アッセイ

≥98% (SDS-PAGE)

形状

lyophilized powder

有効性

≤1.0 ng/mL ED50

分子量

predicted mol wt ~16 kDa

保管条件

OK to freeze

テクニック

cell based assay: suitable

不純物

≤1.0 EU/μg endotoxin

UniProtアクセッション番号

輸送温度

ambient

保管温度

−20°C

SMILES記法

CC(C)CC(C(=NC(CCC(=N)O)C(=NCC(=NC(CO)C(=NC(CC(C)C)C(=NC(CCC(=N)O)C(=NC(CC(=O)O)C(=NC(CCSC)C(=NC(CC(C)C)C(=NC(CC1=CNC2=CC=CC=C21)C(=NC(CCC(=N)O)C(=NC(CC(C)C)C(=NC(CC(=O)O)C(=NC(CC(C)C)C(=NC(CO)C(=O)N3CCCC3C(=NCC(=NC(CS)C(=O)O)O)O)O)O)O)O)O)O)O)O)O)O)O)O)O)O)N

InChI

1S/C87H138N22O28S2/c1-41(2)27-48(88)72(121)97-50(18-21-65(89)112)73(122)93-36-68(115)95-61(38-110)84(133)104-54(28-42(3)4)77(126)98-52(20-23-67(91)114)75(124)106-59(33-70(117)118)82(131)100-53(24-26-139-11)76(125)102-55(29-43(5)6)78(127)105-58(32-46-35-92-49-16-13-12-15-47(46)49)81(130)99-51(19-22-66(90)113)74(123)101-56(30-44(7)8)79(128)107-60(34-71(119)120)83(132)103-57(31-45(9)10)80(129)108-62(39-111)86(135)109-25-14-17-64(109)85(134)94-37-69(116)96-63(40-138)87(136)137/h12-13,15-16,35,41-45,48,50-64,92,110-111,138H,14,17-34,36-40,88H2,1-11H3,(H2,89,112)(H2,90,113)(H2,91,114)(H,93,122)(H,94,134)(H,95,115)(H,96,116)(H,97,121)(H,98,126)(H,99,130)(H,100,131)(H,101,123)(H,102,125)(H,103,132)(H,104,133)(H,105,127)(H,106,124)(H,107,128)(H,108,129)(H,117,118)(H,119,120)(H,136,137)/t48-,50-,51-,52-,53-,54-,55-,56-,57-,58-,59-,60-,61-,62-,63-,64-/m0/s1

InChI Key

NRYBAZVQPHGZNS-ZSOCWYAHSA-N

遺伝子情報

mouse ... Lep(16846)

詳細

研究領域:細胞シグナル伝達

レプチン(Ob)は、非グリコシル化ポリペプチドホルモンです。主に脂肪細胞と胎盤で産生されます。レプチンの構造は、長鎖ヘリカルサイトカインファミリーのメンバーによく似ています。レプチンは、2つの長い交差リンクと1つの短いループによって相互接続された4つの逆平行αヘリックスで構成されています。これらの構造要素は左巻きヘリカルバンドル構造に配列されており、結果として独特の2層パッキング形状となっています。

アプリケーション

マウス由来のレプチンは次の目的で使用されています。
  • 肥満マウスの不妊治療のための排卵に対するレプチンの効果の確認
  • マウスの精巣および濾胞顆粒細胞におけるMGARP(ミトコンドリア局在性グルタミン酸リッチタンパク質)の発現に対するレプチンの効果の確認
  • レプチンへの長期暴露によるマウス精巣組織の形態計測的変化の研究

生物化学的/生理学的作用

レプチンは、主として脂肪細胞で産生されるホルモンですが、胎盤、胎生組織、胃組織、肝臓でもレプチンのmRNAが同定されています。主な作用部位は視床下部ニュ-ロンであると考えられており、エネルギ-収支・食欲・体重の調節に関与しています。レプチンはin vitroおよびin vivoで内皮細胞のNO産生を増加させるとともに、血管形成を刺激しています。
レプチンのヒト・マウス間の配列同一性は約84%です。
必須サイトカインであるレプチンは、生殖系におけるシグナル伝達分子として機能します。レプチンは、自己分泌または傍分泌シグナル伝達を介して胎盤機能を調節します。特に妊娠初期では、レプチンは胎盤細胞内の細胞増殖、タンパク質合成、浸潤、アポトーシスなどの重要な過程の調節に極めて重要な役割を果たします。レプチンの欠乏は、重度の肥満を引き起こし、造血、免疫、血管新生、骨形成、血圧調節および生殖の異常をもたらすおそれがあります。マウスにおけるレプチンの欠如は、熱中性未満の温度で重度の肥満と低体温症を引き起こします。レプチンは摂食行動も調節します。また、レプチンのシグナル伝達は、骨形成に極めて重要です。

物理的形状

0.0045 mM NaHCO3添加溶液を0.2 μmフィルターにて濾過し、凍結乾燥

アナリシスノート

生物学的活性は、レプチン依存性ヒトOB-RをトランスフェクトされたマウスBAF3細胞の増殖を誘導する能力によって測定されます。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

L3772-1MG:
L3772-VAR:
L3772-1MG-PW:
L3772-BULK:


試験成績書(COA)

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資料

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