P1499

プテロスチルべン

≥97% (HPLC), solid

• 別名: プロテカルプス, 3,5-ジメトキシ-4′-ヒドロキシスチルベン, 4-[（1E）-2-（3,5-ジメトキシフェニル）エチニル]フェノール
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₆H₁₆O₃
• CAS番号: 537-42-8
• 分子量: 256.30
• MDL番号: MFCD00238710
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24724573
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥97% (HPLC)
• フォーム: solid
• 保管条件: protect from light
• 溶解性: DMSO: >20 mg/mL; H₂O: insoluble
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: COc1cc(OC)cc(\C=C\c2ccc(O)cc2)c1
• InChI: 1S/C16H16O3/c1-18-15-9-13(10-16(11-15)19-2)4-3-12-5-7-14(17)8-6-12/h3-11,17H,1-2H3/b4-3+
• InChI Key: VLEUZFDZJKSGMX-ONEGZZNKSA-N

詳細

詳細

プテロスチルベン（トランス-3,5-ジメトキシ-4-ヒドロキシスチルベン)は抗酸化剤であり、レスベラトロール類自体です。この化合物はブルーベリー、木、何種類かのグレープ中に存在します。

アプリケーション

プテロスチルベン以下の研究で使用されています：

• プテロスチルベンの持つ抗酸化ストレス活動の研究および核因子（エリスロイド導出 2）様 2（Nrf2）-抗酸化応答エレメント（ARE）の信号経路の関与研究
• ホルモン抵抗性乳癌細胞内でのエストロゲン受容体-α (ERα)の転写活性化にプテロスチルベンが及ぼす効果の研究
• ヒト表皮癌細胞（A-431）における2-クロロエチル硫化エチル（CEES）の持つ細胞傷害性にプテロスチルベンが及ぼす効果の研究：MTT (3-[4,5-ジメチルチアゾール-2-イル]-2,5 ジメチルテトラゾリウムブロミド）活性アッセイを使用。

生物化学的／生理学的作用

プテロスチルベンは何種類かの悪性腫瘍で抗腫瘍効果を示すことから、抗癌剤として有効であると考えれています。この化合物はアポトーシスを促進して、エストロゲン受容体陽性および陰性乳癌細胞株の細胞生存率を抑制します。

抗酸化剤、抗増殖剤、アポトーシス誘発剤、抗高血糖剤、抗糖尿病剤。

注意

空気に敏感

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H318,H411
• 注意書き: P273 - P280 - P305 + P351 + P338 + P310
• 危険有害性の分類: Aquatic Chronic 2 - Eye Dam. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves