S3134

ストレプトキナーゼ β-溶血活性Streptococcus（Lancefield C群）由来

lyophilized powder, ≥2,000 units/mg solid

• 別名: ストレプトキナーゼ Streptococcus hemolyticus由来
• CAS番号: 9002-01-1
• Enzyme Commission number: 3.4.99.0 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-647-1
• MDL番号: MFCD00082037
• UNSPSCコード: 12352204
• eCl@ss: 32160410
• NACRES: NA.54

特性

• 形状: lyophilized powder
• 品質水準: 200
• 比活性: ≥2,000 units/mg solid
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• InChI: 1S/C11H19NO2/c13-11(14)10-6-9(7-12-10)8-4-2-1-3-5-8/h8-10,12H,1-7H2,(H,13,14)
• InChI Key: XRZWVSXEDRYQGC-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

研究領域：細胞シグナル伝達

ストレプトキナーゼは、β-溶血性レンサ球菌によって産生される細胞外酵素です。単鎖ポリペプチド酵素であり、α-、β-、およびγ-ドメインを含む複数の構造ドメインで構成されます。

アプリケーション

ストレプトキナーゼは、心筋梗塞患者における直接的冠動脈インターベンションと血栓溶解療法とを比較する研究で使用されます。

ストレプトキナ-ゼは血栓溶解薬として、虚血性脳卒中の治療において広く使用されています。この治療は、脳内出血の重大なリスクをもたらします。ストレプトキナ-ゼは、肺炎随伴性胸水および膿胸を合併した場合の治療にも用いられますが、アレルギ-型の有害反応が生じることはほとんどありません。

生物化学的／生理学的作用

ストレプトキナーゼは強力なプラスミノーゲン活性化因子です。ヒトタンパク質の組織プラスミノーゲン活性化因子（tPA）やウロキナーゼプラスミノーゲン活性化因子（uPA）とは異なり、微生物ストレプトキナーゼはプラスミノーゲンを直接活性化しません。その代わりに、フィブリン依存性および非依存性の機序によりプラスミノーゲンを活性化します。ストレプトキナーゼは血栓溶解療法に有効です。ストレプトキナーゼは虚血性脳卒中の治療において可能性が見込まれていますが、その使用は脳内出血の重大なリスクの原因にもなります。ストレプトキナーゼは、アレルギー反応がまれな複雑性肺炎随伴性胸水や膿胸の治療にも用いられています。

単位の定義

1単位は、ストレプトキナーゼの国際標準品バイアルにおける1単位の活性に相当します。

物理的形状

ビウレットとグルタミン酸ナトリウムにより、総タンパク質が約50％を占める凍結乾燥粉末。総タンパク質は酵素タンパク質とヒト血清アルブミンから構成されます。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable