S5265

ストレプトリシン O 化膿レンサ球菌 由来

lyophilized powder, Protein ~3 % by Lowry, 25,000-50,000 U/vial

• CAS番号: 98072-47-0
• EC Number: 308-500-3
• MDL番号: MFCD00132389
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.85

特性

• フォーム: lyophilized powder
• 品質水準: 200
• 比活性: 25,000-50,000 U/vial
• 分子量: native 69 kDa
• 組成: Protein, ~3% Lowry
• 保管条件: (Keep container tightly closed in a dry and well-ventilated place. Keep in a dry place.)
• 色: white
• 溶解性: H₂O: soluble 1 mg/mL
• 抗生物質活性スペクトル: neoplastics
• 作用機序: cell membrane | interferes
• 保管温度: 2-8°C
• 遺伝子情報: Streptococcus pyogenes MGAS8232 ... slo(993428)

詳細

アプリケーション

ストレプトリジンOは化膿連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)により分泌される毒素であり、膜孔形成細菌の細胞溶解素のプロトタイプ・メンバーです。 大きな分子や荷電分子を細胞に取り込めるようにするための細胞膜の透過化に使用します。 高分子の送達研究に使用します。 抗がん剤として有望であり、自殺遺伝子によるがん治療の研究に使用されます。

真核細胞のコレステロールに富む原形質膜に穴（可逆的な細孔）を作成するために使用され、タンパク質（最大100 kDa）およびsiRNAなどの分子により選択的な透過性を可能にします。

膜を透過性にして、大型分子および荷電分子を細胞に取り込むことができるようにします。

生物化学的／生理学的作用

ストレプトリジンOは分子量がf62 kDaである単一ポリペプチド鎖を持ちます。 ストレプトリジンOは膜コレステロールに結合してオリゴマーを形成し、45～50単位から構成される環状構造を形成します。 この環状構造は、膜内にはまり込んでDNA、RNA、ペプチドおよびタンパク質が通過する可能性がある大きな孔(25～30 nm)を形成します。 チオールにより活性化されます。 ニンニクの活性成分であるアリシンにより阻害されます。

動物細胞膜を透過性にする、チオ-ル活性化毒素です。 このタンパク質は、モノマ-として細胞膜のコレステロ-ルに結合し、重合して、>12 nmの細孔を取り囲む大型の円弧状および環状の構造を形成します。

包装

25 KU

単位の定義

1 unitは、37°Cで30分間培養した後、pH 7.4のリン酸緩衝食塩水中に2%赤血球懸濁液が50%溶解する酵素量です。

物理的形状

Trisバッファ-塩、アジ化ナトリウム、PMSF、EDTAを含有する、凍結乾燥粉末

その他情報

容器を密閉し、暗くて換気の良い場所で保管してください。乾燥した場所で保管してください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06,GHS05,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300 + H310 + H330,H315,H318,H411
• 注意書き: P260 - P262 - P273 - P280 - P301 + P310 + P330 - P302 + P352 + P310 - P304 + P340 + P310 - P305 + P351 + P338 + P310 - P391 - P403 + P233
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 2 Dermal - Acute Tox. 2 Inhalation - Acute Tox. 2 Oral - Aquatic Chronic 2 - Eye Dam. 1 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)