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結合体
peroxidase conjugate
品質水準
フォーム
lyophilized powder
組成
Protein, ≥70% E1%/280
テクニック
direct ELISA: 1:50,000
保管温度
−20°C
詳細
ストレプトアビジンという名称は、その供給源である細菌Streptomyces avidiniiおよび鶏卵卵白タンパク質アビジンに由来します。アビジンはビオチンに対し高い親和性を示します。アビジンと同様にストレプトアビジンの相同コア領域は配列の33%を共有し、共通の四量体構造を有します。ストレプトアビジンは結晶性四量体タンパク質で、分子量は4×15,000 Daです。ストレプトアビジンは4分子のビオチンと結合します。ストレプトアビジンは炭水化物およびイオウ含有アミノ酸を欠きます。
ストレプトアビジンは、クエン酸バッファー、pH 6.0及び公開された修正法を用いて西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)と結合し、1:1の結合体を形成します。HRPの分子量は約44 kDa、ストレプトアビジンの分子量は約60 kDaです。
ストレプトアビジンは親和性の高いビオチン結合物質と考えられ、極端なpH、界面活性剤、温度、変性剤および酵素に 耐性を示すため、分子生物学およびバイオナノテクノロジーで使用されています。
アプリケーション
Streptomyces avidinii由来のストレプトアビジン-ペルオキシダーゼは、ELISA(酵素結合免疫吸着測定法)及び酵素免疫スポット(ELISPOT)に使用されています。
Streptomyces avidinii由来のストレプトアビジン-ペルオキシダーゼは、標準的なELISA、免疫ブロット法、及び免疫細胞化学におけるビオチン化抗体の検出に対する二次的な試薬として使用されています。
生物化学的/生理学的作用
ストレプトアビジンは、必須ビタミンであるビオチンと結合し、周囲環境でビオチンを枯渇させることで機能する抗生物質です。固有の特性を持つストレプトアビジンには、生物学的研究においてさまざまな用途があり、免疫療法、イムノアッセイ、ハイブリダイゼーションアッセイ、リンパ球活性化、抗原局在化、親和性クロマトグラフィーなどに使用されます。
包装
包装サイズはタンパク質含量を基準にしています。
物理的形状
凍結乾燥品 (クエン酸バッファ-塩含有)。
調製ノート
O'Sullivan, M.J., et al.,FEBS Lett., 95, 311 (1978) の方法を改変し、VI型ペルオキシダーゼで標識しています。
アフィニティークロマトグラフィー精製品。
アフィニティークロマトグラフィー精製品。
アナリシスノート
最適な作業希釈度は、1 mg/mLのバッファー原液を用いた各種希釈液より実験的に決定する必要があります。
免責事項
弊社の製品は、弊社カタログや製品に付随する他社の文書において別段の記述がない限り、研究での用途のみを目的としており、他のいかなる目的、例えばこれに限るものではありませんが、許可されていない商用利用、in vitro診断での利用、ex vivo若しくはin vivoでの治療用途、又はヒト若しくは動物へのいかなる種類の消費若しくは応用にも使用できません。
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