SMB00311

ショウガオール

≥90% (HPLC)

• 別名: [6]-ショウガオール, (6)-ショウガオール, 1-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)-4-デセン-3-オン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₇H₂₄O₃
• CAS番号: 555-66-8
• 分子量: 276.37
• Beilstein: 2056098
• MDL番号: MFCD01736094
• UNSPSCコード: 12352205
• PubChem Substance ID: 329824943
• NACRES: NA.25

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥90% (HPLC)
• フォーム: liquid
• アプリケーション: metabolomics; vitamins, nutraceuticals, and natural products
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CCCCC\C=C\C(=O)CCc1ccc(O)c(OC)c1
• InChI: 1S/C17H24O3/c1-3-4-5-6-7-8-15(18)11-9-14-10-12-16(19)17(13-14)20-2/h7-8,10,12-13,19H,3-6,9,11H2,1-2H3/b8-7+
• InChI Key: OQWKEEOHDMUXEO-BQYQJAHWSA-N

詳細

詳細

ショウガオール又は6-ショウガオールは、乾燥ショウガの刺激性代謝物であり、天然の食用根茎、Zingiber officinale Roscoe（ショウガ）から抽出された主要な生理活性化合物の一つです。α,β-不飽和ケトン骨格を持つ、6-ギンゲロールの脱水により生成される物質です。

アプリケーション

ショウガオールは、マウスモデルにおいて高用量での毒性の可能性を評価するため、安全な用量の決定に使用されています。また、TRPC5（ITRPC5）及びTRPA1（ITRPA1）電流の調整に対する抗酸化作用を検討するために使用されています。

生物化学的／生理学的作用

ショウガオールは、ギンゲロールよりも高い力価、有効性、及び生物学的活性を示します。優れた抗酸化剤であり、核因子E2関連因子（Nrf2）-抗酸化反応を活性化することにより、ヒト一次上皮メラノサイトを酸化ストレスから保護します。また、ショウガオールは、 Candida albicans及びCandida aurisに対して抗菌、抗真菌、抗バイオフィルム活性を示します。抗炎症特性を示し、腹部照射（ABI）誘発性腸副作用から保護します。また、6-ショウガオールは、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体ガンマ（PPAR-γ）活性化を介して、リポ多糖（LPS）-誘発性炎症を阻害します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable