SMB00390

2-O-a-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸

≥98% (HPLC)

• 別名: アスコルビルグルコシド, アスコルビン酸2-グルコシド
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₂H₁₈O₁₁
• CAS番号: 129499-78-1
• 分子量: 338.26
• MDL番号: MFCD23701380
• UNSPSCコード: 12352205
• PubChem Substance ID: 329824985
• NACRES: NA.79

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• テクニック: HPLC: suitable; tissue processing: suitable
• 色: white to off-white
• mp: 158-163 °C
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC([C@]([C@@H](O)CO)([H])O1)=C(C1=O)O[C@H]([C@@H]([C@@H](O)[C@@H]2O)O)O[C@@H]2CO
• InChI: 1S/C12H18O11/c13-1-3(15)9-8(19)10(11(20)22-9)23-12-7(18)6(17)5(16)4(2-14)21-12/h3-7,9,12-19H,1-2H2/t3-,4+,5+,6-,7+,9+,12+/m0/s1
• InChI Key: MLSJBGYKDYSOAE-DCWMUDTNSA-N

詳細

詳細

2-O-a-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸は、α-イソマルトシルグルコ糖質生成酵素の存在下でL-アスコルビン酸およびα-グルコシル基供与体としての糖から得られます。

2-O-a-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸は、グルコースと結合したビタミンCの一形態です。

一般にはアスコルビルグルコシドとして知られる2-O-a-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸は、比較的新しい化合物であり、安定なビタミンC誘導体です。長期にわたり徐々にアスコルビン酸に変換されます。

アプリケーション

2-O-a-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸は、ヒト角膜の実質と神経との相互作用のin vitro3次元モデルの開発のために使用されてきました。

生物化学的／生理学的作用

2-O-a-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸（別名：アスコルビルグルコシド）は、化粧品中で美白成分およびラジカルスカベンジャーとして機能します。美白化粧品の美白作用に関与しています。この化合物は、ビタミンCと同一の方法で活性化されます。表皮基底膜に存在する酵素であるアスコルビルホスファターゼは、2-O-a-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸を徐々にビタミンCへと変換させるため、1日中皮膚におけるビタミンCレベルを高く保ちます。

2-O-a-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸は、抗酸化物質、抗悪性腫瘍薬、およびチロシンキナーゼ阻害剤として機能します。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable