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Merck

SML0268

Sigma-Aldrich

AZD1152-HQPA

≥98% (HPLC)

別名:

3-[[7-[3-[エチル(2-ヒドロキシエチル)アミノ]プロポキシ]-4-キナゾリニル]アミン]-N-(3-フルオロフェニル)-1H-ピラゾール-5-アセトアミド

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C26H30FN7O3
CAS番号:
分子量:
507.56
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352200
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.77

品質水準

アッセイ

≥98% (HPLC)

形状

powder

white to beige

溶解性

DMSO: >15 mg/mL

保管温度

2-8°C

SMILES記法

CCN(CCO)CCCOc1ccc2c(Nc3cc(CC(=O)Nc4cccc(F)c4)[nH]n3)ncnc2c1

InChI

1S/C26H30FN7O3/c1-2-34(10-11-35)9-4-12-37-21-7-8-22-23(16-21)28-17-29-26(22)31-24-14-20(32-33-24)15-25(36)30-19-6-3-5-18(27)13-19/h3,5-8,13-14,16-17,35H,2,4,9-12,15H2,1H3,(H,30,36)(H2,28,29,31,32,33)

InChI Key

QYZOGCMHVIGURT-UHFFFAOYSA-N

アプリケーション

AZD1152-HQPAはオーロラキナーゼB(AURKB)への特異性を持つ阻害剤として、細胞周期の中でIRG(不整核形状を誘起するヒット化合物)処理後の細胞が集積して老化細胞となるステージを調べる目的で使用されています。 また、制限エンテロウィルス71(EV71)感染においてサイクリン依存性キナーゼ6(CDK6)とAURKBが果たす役割の研究にも使用されています。
AZD1152-HQPAは以下の目的に使用されています。
  • オーロラキナーゼB(AURKB)の阻害(効果は投与量に依存)
  • 複写タイミング調節因子1(RIF1)および蛋白ホスファターゼ1(PP1)がヒト細胞の脱離タイミング調節に果たす役割の重要性を示す研究の一部として
  • 癌治療ターゲットとしてのAURKBの妥当性を示す研究の一部として

生物化学的/生理学的作用

AZD1152-HQPAは、オーロラキナーゼB選択性を示す効果的な阻害剤であるAZD-1152の活性代謝物です。AZD1152はオーロラキナーゼBに対して、オーロラキナーゼCに対するよりも50倍高い選択性を示し、オーロラキナーゼAに対するよりも1000倍高い選択性を示します(IC50: オーロラA、1,369 nmol/L;オーロラB、0.36 nmol/L;オーロラC、17.0 nmol/L)。AZD1152は血漿中で活性型 AZD1152-HQPAへ変換され、様々な動物モデルとヒト癌細胞株において抗悪性腫瘍活性を持つことが示されています。

その他情報

AZD1152-HQPAは、専門家による審査を受け、Chemical Probes Portalにより推奨されてます。詳細情報については、Chemical Probes PortalウェブサイトのAZD1152-HPQAプローブの要約をご覧ください。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

SML0268-BULK:
SML0268-10MG:
SML0268-50MG:
SML0268-VAR:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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