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Merck
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主要文書

安全性情報

SRP3239

Sigma-Aldrich

GDNF ラット由来

recombinant, expressed in E. coli, ≥98% (SDS-PAGE), ≥98% (HPLC), suitable for cell culture

別名:

ATF-1, グリア細胞由来神経栄養因子

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About This Item

UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.32

由来生物

rat

リコンビナント

expressed in E. coli

アッセイ

≥98% (HPLC)
≥98% (SDS-PAGE)

形状

lyophilized

分子量

15 kDa

包装

pkg of 10 μg

テクニック

cell culture | mammalian: suitable

不純物

<0.1 EU/μg endotoxin, tested

white to off-white

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

保管温度

−20°C

遺伝子情報

rat ... GDNF(25453)

詳細

GDNFはアルテミン、ニュールツリン、パーセフィンと構造的に関連したジスルフィド結合したホモ二量体の神経栄養因子です。これらのタンパク質は増殖因子のシステインノットスーパーファミリーに属し、安定な二量体タンパク質の構造をとります。GDNFシグナルは、1つのRETレセプターと4種類のGFRαレセプター(α1~α4)のうちのいずれか1つで構成された複合性のレセプター系を介して伝達されます。GDNFは、中脳ニューロンのドーパミン取り込みや、生存、形態分化を特異的に促進します。マウスのパーキンソン病モデルで、GDNFが動作緩慢、強直、姿勢の不安定などの症状を改善することが確認されています。機能的なラットGDNFリガンドは、単量体と呼ばれる15.0 kDaのポリペプチド鎖2本がジスルフィド結合したホモ二量体です。各単量体には保存された7つのシステイン残基があり、うち1つが鎖間ジスルフィド架橋に用いられ、それ以外はシステインノット構造と呼ばれる分子内環形成に関与します。

生物化学的/生理学的作用

GDNFはアルテミン、ニュールツリン、パーセフィンと構造的に関連したジスルフィド結合したホモ二量体の神経栄養因子です。マウスのパーキンソン病モデルで、GDNFが動作緩慢、強直、姿勢の不安定などの症状を改善することが確認されています。機能的なラットGDNFリガンドは、単量体と呼ばれる15.0 kDaのポリペプチド鎖2本がジスルフィド結合したホモ二量体です。各単量体には保存された7つのシステイン残基があり、うち1つが鎖間ジスルフィド架橋に用いられ、それ以外はシステインノット構造と呼ばれる分子内環形成に関与します。

シーケンス

MSPDKQAAAL PRRERNRQAA AASPENSRGK GRRGQRGKNR GCVLTAIHLN VTDLGLGYET KEELIFRYCS GSCEAAETMY DKILKNLSRS RRLTSDKVGQ ACCRPVAFDD DLSFLDDSLV YHILRKHSAK RCGCI

物理的形状

凍結乾燥品(10 mMクエン酸ナトリウム)。

再構成

バイアルは、開封前に遠心してください。0.1~1.0 mg/mLの濃度となるよう水で再構成してください。ボルテックスは行わないでください。この溶液は2~8°Cで1週間まで保存できます。長期保存の際は、キャリアタンパク質(0.1% BSAなど)を含有するバッファーで希釈し、1回使用量ごとに分けて-20~-80°Cで保存することをお勧めします。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

SRP3239-10UG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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Peripheral expression and biological activities of GDNF, a new neurotrophic factor for avian and mammalian peripheral neurons.
Trupp M et al
The Journal of Cell Biology, 130(1), 137-148 (1995)
Glial cell line-derived neurotrophic factor-mediated enhancement of noradrenergic descending inhibition in the locus coeruleus exerts prolonged analgesia in neuropathic pain.
Kimura M et al
British Journal of Pharmacology, 172(10), 2469-2478 (2015)
Finely Tuned Temporal and Spatial Delivery of GDNF Promotes Enhanced Nerve Regeneration in a Long Nerve Defect Model.
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Tissue Engineering: Part A, 21(23-24), 2852-2864 (2015)
M Trupp et al.
Nature, 381(6585), 785-789 (1996-06-27)
Glial-cell-line-derived neutrophic factor (GDNF) promotes the survival and phenotype of central dopaminergic noradrenergic and motor neurons, as well as various subpopulations of peripheral sensory and sympathetic neurons. GDNF is structurally related to members of the transforming growth factor (TGF)-beta superfamily
L F Lin et al.
Science (New York, N.Y.), 260(5111), 1130-1132 (1993-05-21)
A potent neurotrophic factor that enhances survival of midbrain dopaminergic neurons was purified and cloned. Glial cell line-derived neurotrophic factor (GDNF) is a glycosylated, disulfide-bonded homodimer that is a distantly related member of the transforming growth factor-beta superfamily. In embryonic

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