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Merck
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主要文書

安全性情報

ZRB06599

Sigma-Aldrich

抗アセチルヒストンH3 (Lys9・14) 抗体 クローン5H20 ZooMAb®ウサギモノクローナル

enhanced validation
greener alternative

recombinant, expressed in HEK 293 cells

別名:

14, 14Ac, H3/g, H3/t, H3K9, H3t, ヒストンH3 Acリジン9, ヒストンH3.1t

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
NACRES:
NA.41

由来生物

rabbit (recombinant)

品質水準

リコンビナント

expressed in HEK 293 cells

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

purified antibody

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

5H20, recombinant monoclonal
monoclonal

製品種目

ZooMAb® learn more

形状

lyophilized

分子量

calculated mol wt 15.51 kDa
observed mol wt ~16 kDa

化学種の反応性

human

化学種の反応性(ホモロジーによる予測)

mouse, rat

包装

antibody small pack of 25 μL

環境により配慮した代替製品の特徴

Waste Prevention
Designing Safer Chemicals
Design for Energy Efficiency
Learn more about the Principles of Green Chemistry.

強化検証

recombinant expression
Learn more about Antibody Enhanced Validation

sustainability

Greener Alternative Product

テクニック

immunocytochemistry: 1:100-1:1,000
immunohistochemistry (formalin-fixed, paraffin-embedded sections): suitable using 1:100
inhibition assay: suitable using 1:1,000 (peptide)
western blot: suitable using 1:1,000

アイソタイプ

IgG

UniProtアクセッション番号

環境により配慮した代替製品カテゴリ

輸送温度

ambient

保管温度

2-8°C

ターゲットの翻訳後修飾

acetylation (Lys9, Lys14)

遺伝子情報

詳細

ZooMAb抗体は、全く新しい次世代のリコンビナント・モノクローナル抗体です。

すべてのZooMAb抗体はメルク独自のリコンビナント発現システムを用いて製造され、均一に精製され、安定で高い再現性のバッチ一貫性を提供するために細部にわたって管理されています。研究者の皆様に使用していただけるように、優れたパフォーマンスのクローンを選抜して販売しています。また、すべての抗体において、そのターゲットで最もよく利用されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションで、高い特異性と親和性を検証しています。次世代の抗体ZooMAbリコンビナント抗体を是非ご利用ください。

ZooMAbの詳細についてはこちらをご覧ください。
メルクは、グリーンケミストリーの12原則の1つ以上に則った、より環境に配慮した製品(グリーン代替品)をお客様にお届けできるよう最善の努力をします。この抗体は、保存剤を含まず、動物への危害や犠牲を伴わずに生産され、必要に応じて周囲環境で発送および保存できる卓越した安定性を有するため、「廃棄物抑制」、「安全性の高い化学物質のデザイン」および「エネルギー効率のためのデザイン」に合致しています。 詳細はこちらをクリックしてください。

特異性

クローン5H20は、Lysine 9とLysine 14がアセチル化されたヒストンH3を特異的に検出するZooMAbラビット・リコンビナント・モノクローナル抗体です。

免疫原

ヒトヒストンH3のアセチル化リジン9、14周辺の21個のアミノ酸(メチオニンを含まず)に対応する、KLH結合直鎖ペプチド。

アプリケーション

免疫細胞染色:希釈倍率1:1,000で使用、トリコスタチンA(TSA)で処置したHeLa細胞のアセチル化ヒストンH3(Lys9、14)が検出できます。

免疫組織染色(パラフィン):希釈倍率1:100で使用、ヒト乳がん組織切片のアセチル化ヒストンH3(Lys9、14)が検出できます。

ペプチド阻害:希釈倍率1:1,000で使用、酪酸ナトリウムで処理したHeLa細胞とともに用いて、ペプチドブロック解析を行いました。
抗アセチルヒストンH3(Lys9、14) クローン5H20 ZooMAb(カタログ番号:ZRB06599)は、Lysine 9とLysine 14がアセチル化したヒストンH3を特異的に検出するリコンビナント・ラビット・モノクローナル抗体であり、免疫細胞染色、免疫組織(パラフィン)、ペプチド阻害アッセイ、およびウェスタンブロッティングでテストされています。&

ターゲットの説明

ヒストンH3.1t(UniProt:Q16695;H3/t、H3t、H3/gとしても知られる)は、ヒトのHIST3H3(H3FTとしても知られる)遺伝子(Gene ID:8290)によってコードされています。ヒストンは、真核生物のクロマチンのヌクレオソーム構造の主体となる、高度に保存された塩基性核タンパク質です。ヒストンは、転写調節、DNA修復、DNA複製、および染色体安定性において中心的な役割を果たしています。DNAアクセシビリティは、ヒストンコードとも呼ばれるヒストンの翻訳後修飾とヌクレオソーム再構築の複雑な組み合わせによって制御されています。4種類のコアヒストン(H2A、H2B、H3、H4)各2分子が八量体を形成し、その周りをDNAがヌクレオソームと称する反復単位となって巻きついているため、DNAを鋳型として必要とする細胞機構にDNAは近寄れません。ヒストンH3は、コアの球状ドメインと長いN末端尾部を特徴とします。N末端尾部は球状ヌクレオソームから突き出ており、細胞プロセスに影響を及ぼす数種のエピジェネティックな修飾を受ける可能性があります。ヒストンH3のアセチル化は、ヒストンアセチルトランスフェラーゼファミリーによって、ヒストン尾部の位置の異なるいくつかのリジンに対して起きます。ヒストンH3は、Lysine 9のアセチル化のほか、メチル化を受ける場合もあります。Lysine 9のアセチル化(H3K9ac)は、Arginine 9のメチル化(H3R8Me2S)を阻害すると報告されています。アセチル化とメチル化のバランスは、クロマチンという特異的な構造の確立に重要です。Lysine 14のアセチル化(H3K14Ac)は、RNAへの転写が活発な遺伝子によくみられます。ヒストンH3は、紫外線照射によりLysine 9と14でのアセチル化が高度になると報告されています。H3K14Ac修飾を有するヌクレオソームは、精製されたクロマチンリモデリング複合体RSC(クロマチン構造リモデル)に対する親和性が高く、RSCのアンカーになることによって、H3K14AcはUV損傷の修復において、ポジショニングが高度に安定したヌクレオソームをほどくのに重要な役割を果たすことが複数の研究で示されています。メルクの独自技術で生成したこのZooMAbリコンビナント・モノクローナル抗体は、従来のモノクローナル抗体よりも大幅に増強された特異性、親和性、再現性、および安定性をもたらします。(参照:Nicolas, E., et al. (2003).Mol.Cell.Biol. 23(5); 1614-1622; Duan, MR., and Smerdon, MJ (2014).J. Biol. Chem. 289(12); 8353-8363)

物理的形状

5%トレハロースを含むPBSで凍結乾燥された精製リコンビナント・ラビット・モノクローナル抗体IgGで、通常の外観は粗いまたは半透明の樹脂。殺生物剤や、アジ化ナトリウムや動物由来の防腐剤は含まれていません。大きい容量の包装は25 μLの基本サイズを複数本にしてお送りしています。

再構成

25 μLで溶解後、300 μg/mL。アプリケーションおよびサンプルタイプごとの推奨する開始希釈倍率および/または力価に関するガイダンスをご参照ください。

保管および安定性

凍結乾燥製品は2~8℃で保存することを推奨します。溶解する前に、バイアルを短時間微量遠心して、バイアルの底に材料を沈降させてください。25 μLのろ過された実験室グレードの水またはPBSを加えて溶解します。溶解した抗体は、2~8℃で、または長期保存のために-20℃で保存できます。 凍結融解を繰り返さないでください。

法的情報

ZooMAb is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

ZRB06599-2X25UL:
ZRB06599-3X25UL:
ZRB06599-4X25UL:
ZRB06599-25UL:


試験成績書(COA)

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Vasileios Kampanis et al.
Cells, 10(1) (2021-01-01)
The central nervous system (CNS) does not recover from traumatic axonal injury, but the peripheral nervous system (PNS) does. We hypothesize that this fundamental difference in regenerative capacity may be based upon the absence of stimulatory mechanical forces in the

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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