201073

アルミニウム-トリ-sec-ブトキシド

97%

• 別名: アルミニウムsec-ブトキシド
• 化学式: Al[OCH(CH₃)C₂H₅]₃
• CAS番号: 2269-22-9
• 分子量: 246.32
• Beilstein: 3910908
• EC Number: 218-871-2
• MDL番号: MFCD00009327
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 24851994
• NACRES: NA.23

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: 97%
• フォーム: liquid
• 自己発火温度: 763 °F
• expl. lim.: 9.8 %
• 反応適合性: core: aluminum
• bp: 200-206 °C/30 mmHg (lit.)
• 密度: 0.967 g/mL at 25 °C (lit.)
• SMILES記法: CCC(C)O[Al](OC(C)CC)OC(C)CC
• InChI: 1S/3C4H9O.Al/c3*1-3-4(2)5;/h3*4H,3H2,1-2H3;/q3*-1;+3
• InChI Key: WOZZOSDBXABUFO-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

アルミニウム-トリ-sec-ブトキシドは、有機金属化学気相成長の前駆体およびキレート剤です。原子層堆積法によるアルミナ薄膜の堆積には、ゾル-ゲル法の前駆体として広く使用されています。

アプリケーション

アルミニウム-トリ-sec-ブトキシドは前駆体として以下に使用できます：

• リチウム金属アノード用の l₂O₃ べースの擬固体電解質の調製。これにより、長寿命サイクルと高定電流密度が確保されます。
• ゾルゲル法による低温処理でナノスピネル MgAl₂O₄ 粉末を合成する。
• 太陽電池パネルの防汚を目的とした透明超撥水酸化アルミニウム薄膜の作製。
• リチウム-硫黄電池のセパレーターコーティング用機能性層間物質の作製を目的とした、表面積の大きいメソポーラスアルミナの合成。これにより、シャトル効果の抑制、サイクル安定性およびレート特性の向上が期待できます。

特徴および利点

• 薄膜堆積に適しています
• さまざまな溶剤に溶解するため、溶液ベースの前駆体の調製が容易です
• 高い熱安定性
• 触媒金属ナノ粒子を基体に固定化しやすくします

本製品は、2,4-ペンタンジオン (Aldrich製品番号 P775-4)をキレ-ト剤として用いて、大表面積アルミナの製造に使用されています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H226,H302,H311
• 注意書き: P210 - P233 - P240 - P280 - P301 + P312 - P303 + P361 + P353
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 4 Oral - Flam. Liq. 3
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 78.8 °F - closed cup
• 引火点(℃): 26 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter