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Merck

202371

Sigma-Aldrich

ポリエチレングリコール

average Mn 300, hydroxyl

別名:

PEG

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About This Item

化学式:
H(OCH2CH2)nOH
CAS番号:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352104
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.23

製品名

ポリエチレングリコール, average Mn 300

フォーム

viscous liquid

品質水準

分子量

Mn 285-315
average Mn 300

屈折率

n20/D 1.463

pH

6-7 (23 °C, at 10 g/l)

粘度

5.8 cSt(210 °F)(lit.)

mp

−15-−8 °C (lit.)

密度

1.125 g/mL at 25 °C

Mw/Mn

1.1 (typical)

Ω末端

hydroxyl

α末端

hydroxyl

SMILES記法

C(CO)O

InChI

1S/C2H6O2/c3-1-2-4/h3-4H,1-2H2

InChI Key

LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N

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詳細

ポリエチレングリコール(PEG)は親水性ポリマーです。エチレンオキシドのアニオン開環重合により、幅広い分子量、また多種多様な末端基をもつものを容易に合成することができます。架橋によるネットワーク構築により、PEGは多量の水を含有可能な「ヒドロゲル」を形成します。ヒドロゲルの形成は、電離放射線の照射、又はPEG反応性鎖末端を用いたPEGマクロマーの共有結合性架橋により開始できます。PEGは免疫応答を誘発しないため、生物学的用途に適した材料です。

アプリケーション


  • PEG 修飾により Bst DNA ポリメラーゼの耐熱性と阻害剤耐性が向上:この研究では、ポリエチレングリコール(PEG)修飾により Bst DNA ポリメラーゼの耐熱性と阻害剤耐性が大幅に向上することが示され、バイオテクノロジー応用における酵素性能の向上における PEG′ の潜在的可能性が強調されています(Yang et al., 2024)。

  • Leishmania tarentolae に基づく真核細胞無細胞タンパク質発現系の凍結乾燥法の開発:無細胞タンパク質発現系の凍結乾燥プロセスに PEG を組み込むことで、バイオテクノロジーのワークフローの安定性と効率性を向上させる役割が示されました(Alfaro-Palma et al., 2024)。

  • 癌治療における光線力学療法のためのナノ材料および共役ポリマーにおける一重項酸素発生に関する包括的レビュー:このレビューでは、光線力学療法における PEG 化ナノ材料の応用に焦点を当て、癌治療における生体適合性と治療効果の改善におけるその重要性を強調しています(Singh et al., 2024)。


保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

428.0 °F - closed cup

引火点(℃)

220.00 °C - closed cup

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

消防法

第4類:引火性液体
第四石油類
危険等級III

Jan Code

202371-250G:
202371-1KG:
202371-VAR:
202371-500G:
202371-20KG:
202371-5G:
202371-BULK:


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資料

無機および高分子基板上に化学的にグラフト化されたナノスケールの高分子膜(ポリマーブラシ)の合成と特性解析について紹介します。

The present publication focuses on synthesis and characterization of nanothick, chemically grafted polymer films (polymer brushes) on various inorganic and polymeric substrates.

ポリエチレングリコール(PEG)は、生物学的、化学的応用や医薬品開発に有用な化学的性質を有するエチレンオキシドと水との縮合ポリマーです。研究用途にPEGを使用する際に考慮すべき4つのポイントをご紹介します。

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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