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Merck

667234

Sigma-Aldrich

クロロ(ペンタメチルシクロペンタジエニル)(シクロオクタジエン)ルテニウム(II)

別名:

Cp*RuCl(cod), 1,5-シクロオクタジエン、ルテニウム錯体, クロロ(1,5-シクロオクタジエン)(η5-ペンタメチルシクロペンタジエニル)ルテニウム, クロロ(1,5-シクロオクタジエン)(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ルテニウム

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C18H27ClRu
CAS番号:
分子量:
379.93
MDL番号:
UNSPSCコード:
12161600
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.22

反応適合性

core: ruthenium
reagent type: catalyst

品質水準

mp

143-147 °C

保管温度

−20°C

SMILES記法

Cl[Ru].C1CC=CCCC=C1.C[C]2[C](C)[C](C)[C](C)[C]2C

InChI

1S/C10H15.C8H12.ClH.Ru/c1-6-7(2)9(4)10(5)8(6)3;1-2-4-6-8-7-5-3-1;;/h1-5H3;1-2,7-8H,3-6H2;1H;/q;;;+1/p-1/b;2-1-,8-7-;;

InChI Key

MQMQNIQJGNBEMG-ONEVTFJLSA-M

アプリケーション

クロロ(ペンタメチルシクロペンタジエニル)(シクロオクタジエン)ルテニウム(II)は、炭素‐炭素結合および炭素‐ヘテロ原子結合の形成に携わる均一系触媒です。
これは下記の用途で使用することができます:
  • アルキニルボロン酸エステル、プロパルギルアルコールおよび末端アルキンの環状三量化を触媒してアリールボロン酸エステルを形成し、次にパラジウム(II)が触媒するカルボニル化によって高度に置換されたフタリドを形成。
  • ノルボルネンおよびノルボルナジエンとアルキンのC-Cカップリング反応を触媒して[2 + 2]環状付加物を形成。
  • 2-ジフェニルホスフィノエチルアミン-カリウムtert-ブトキシドと組み合わせて三元触媒システムを形成し、これはキラル非ラセミsec-アルコールの迅速なラセミ化を触媒できる。
  • ビス(ホスフィノ)アミンなどのリンを含むリガンドと、新たな有機ルテニウム錯体を形成。
  • アルケンへの有機ジスルフィドの付加を触媒し、vic-ジチオエーテルを形成。

ピクトグラム

Flame

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

注意書き

危険有害性の分類

Water-react 2

保管分類コード

4.3 - Hazardous materials which set free flammable gases upon contact with water

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

消防法

第3類:自然発火性物質及び禁水性物質
有機金属化合物(アルキルアルミニウム及びアルキルリチウムを除く)を含有するもの
危険等級I
第一種自然発火性物質及び禁水性物質

Jan Code

667234-VAR:
667234-250MG:
667234-1G:
667234-BULK:


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[2+ 2] Cycloaddition of norbornenes with alkynes catalyzed by ruthenium complexes
Mitsudo T-A, et al.
Angewandte Chemie (International ed. in English), 33(5), 580-581 (1994)
First Transition-Metal Complex Catalyzed Addition of Organic Disulfides to Alkenes Enables the Rapid Synthesis of v icinal-Dithioethers
Kondo T, et al.
Journal of the American Chemical Society, 121(2), 482-483 (1999)
Rapid racemization of chiral non-racemic sec-alcohols catalyzed by (η5-C5(CH3)5)Ru complexes bearing tertiary phosphine-primary amine chelate ligands
Ito M, et al.
Tetrahedron Letters, 44(40), 7521-7523 (2003)
Ruthenium (II) chemistry of phosphorus-based ligands, Ph2PN(R)PPh2 (R= Me or Ph) and Ph2PN(Ph)P(E)Ph2 (E= S or Se). Solution thermochemical study of ligand substitution reactions in the Cp′ RuCl (COD)(Cp′= Cp, Cp*; COD= cyclooctadiene) system
Balakrishna MS, et al.
Journal of Organometallic Chemistry, 599(2), 159-165 (2000)
The versatility of molecular ruthenium catalyst RuCl(COD)(C5Me5)
D'erien S and Dixneuf PH
Journal of Organometallic Chemistry, 689(8), 1382-1392 (2004)

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