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11-メルカプトウンデカン酸

98%

• 別名: MUA, MUDA
• 化学式: HS(CH₂)₁₀CO₂H
• CAS番号: 71310-21-9
• 分子量: 218.36
• MDL番号: MFCD00022096
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 329760593
• NACRES: NA.23

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: 98%
• フォーム: solid
• mp: 46-50 °C (lit.)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC(=O)CCCCCCCCCCS
• InChI: 1S/C11H22O2S/c12-11(13)9-7-5-3-1-2-4-6-8-10-14/h14H,1-10H2,(H,12,13)
• InChI Key: GWOLZNVIRIHJHB-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

11-メルカプトウンデカ酸（MUA）は、高度に充填され自己組織化単分子層（SAM）を形成するアルカン長鎖およびカルボキシル含有チオールを有します。ナノ粒子の表面を修飾し、これにより水および溶媒ベースの媒体への分散が促進されます。

アプリケーション

MUAはMurray place-displacement reactionによる1-ドデカンチオール保護金ナノ粒子（AuNP）のカルボン酸官能基化に使用され、このナノ粒子は一般に生物医学用途で使用されます。また、表面被覆率が高いリガンドナノアセンブリを作製して白金ナノ粒子（PtNP）表面を修飾するために使用でき、このナノ粒子は表面増強ラマン分光法（SERS）に用いられます。MUAを用い、細胞付着法を使用して単一細胞に付着したSAMを形成することで、単一細胞バイオチッププラットフォームを開発できます。MUAは、アミン修飾オリゴヌクレオチドおよびDNAを固定するために用いるテトラフルオロフェニル活性化エステル自己組織化単分子層を調製する際に使用できます。 また、プラズモンバイオセンサーに用いる3D構造金ナノ構造体を作製するために使用されます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): No data available
• 引火点(℃): No data available
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves