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1,1′-チオカルボニルジイミダゾール

≥95.0% (S)

• 別名: TCDI
• 実験式（ヒル表記法）: C₇H₆N₄S
• CAS番号: 6160-65-2
• 分子量: 178.21
• Beilstein: 609349
• EC Number: 228-183-4
• MDL番号: MFCD00005289
• UNSPSCコード: 12352005
• PubChem Substance ID: 57653315
• NACRES: NA.22

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥95.0% (S)
• フォーム: powder
• 反応適合性: reaction type: Carbonylations
• mp: 98-102 °C (lit.)
• 官能基: thiourea
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: S=C(n1ccnc1)n2ccnc2
• InChI: 1S/C7H6N4S/c12-7(10-3-1-8-5-10)11-4-2-9-6-11/h1-6H
• InChI Key: RAFNCPHFRHZCPS-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

• Corey-Winterアルケン合成で環状チオノカーボネートを生成することにより、隣接するジオールの脱酸素化を行う試薬として、一般に1,1'-チオカルボニルジイミダゾール（TCDI）が使用されます。
• これは(+)-ハパリンドールQ、12-epi-fischerindole（フィッシャーインドール）Uおよびwelwitindolinone（ウェルウィットインドリノン）Aのエナンチオ選択的全合成の試薬として使用されています。
• また、これは可逆的付加断片化連鎖移動および巨大分子設計（RAFT/MADIX）重合の連鎖移動剤として、トリチオカーボネート、キサンテートおよびジチオカルバメートの調製にも使用されます。

その他情報

チオアミドを合成するための試薬。改良Corey-Winterオレフィン合成に用いられます。Bu₃SnH-AIBNとのラジカル反応によるアルコ-ルからのチオカルバミン酸エステルの合成。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H315,H319
• 注意書き: P264 - P270 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)